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カテゴリ:社会・経済
以前、高齢者向け売春クラブが摘発された。平均年齢63歳という女性たちが、高齢男性のもとへ出向き、売春をしていた。
売春は犯罪なので、摘発されるのは仕方ない。だが、誰かが被害を受けるのだろうか。昔のように無理やり売春させられているわけではない。自分から進んで働いている。 高齢者の性の問題は、以前から言われている。特に男性は年齢に関係なく、性欲を持ち続けている。これを歳だから諦めろとは言えない。処理する方法もなく、悶々とした日々を過ごす。 一般的な風俗店に行くのは気が引ける人でも、高齢者向けと謳っていれば、安心して利用できる。法律的に売春はダメかもしれないが、社会の“必要悪”ではないのか。 また、表にはあまり出ないが、障害者の性の問題もある。手足が不自由でも、健常者と同じように性欲はある。青年期であれば、なおさらのことである。この欲求を抑え込ませるのは、酷なことである。このような人のために、障害者向けの風俗店やデリバリーヘルスもできている。 これを犯罪と言えるのか。摘発して潰してもいいのだろうか。 さらに最近は、女性向けの風俗店もでき始めている。当然、女性だって性欲はある。彼氏が欲しくてもできなければ、風俗店を利用しても良いのではないか。 人には誰でも性欲がある。それは恥ずかしいことではない。「お金で済ませるなんて……」と、キレイごとを言っている場合ではない。お金で済ませることができるから、犯罪に走らなくて済んでいるのである。 風俗店は、犯罪の抑止力にもなっている。だから警察も数多くの風俗店を見て見ぬフリをしているのである。社会には必要なものだ。 たまに見せしめのような摘発をするが、「売春は許さない」というパフォーマンスではないかと思う。 風俗店を利用できなくて悶々としている人は、もっとたくさんいるだろう。法律違反かもしれないが、誰かがやらねばならない、裏マーケットである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年07月16日 14時42分42秒
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