カテゴリ:政治、思想関連
箱根町の観光協会や旅館業の方々は風評被害を主に心配しているが、それならば、それなりの
備えをしていて意見を申しておられるのかと考えてしまう。モンちゃん的に。。。。 特別の防災マスクを宿泊人分備えてあるのか?外国人観光客に英語、中国語で対応できるスタッフが常時いるのか?他の備え(飲料水、発炎筒、懐中電灯、毛布等)や逃げ道の安全対策は?言うときりが無いが、このような備えを完全にしていてお客様を呼ぶなら、まだ理解できるのだけども。。。。 箱根山の警戒レベルが2となり3に上がるかもと騒いでいるが、御嶽山の噴火を 忘れないでもらいたい。御嶽山はレベル1で噴火である。 噴火で怖いのは噴石の被害よりも、降灰被害だと言われている。 確かに半径1キロ以内に居ての噴石は致命的だが、降灰は100キロメートルに及ぶときもあると 過去の記録が示している。うちは半径300メートル以内じゃないから安心だとどんな根拠で 恐怖と向き合っているのだろうか?噴石や土砂災害だけが人間にとって怖いことで、それ以外は 本当に怖くないのかな? それでは火山灰の何が怖いのか? それは火山灰が肺の中に吸引されて肺胞の機能を停止させてしまう恐れがあるからだ。 簡単に言うと呼吸が出来なくなると言うこと。つまり窒息死するということ。 火山灰とは上質なコンクリートの成分見たいの物なので、肺胞がコンクリートで固まってしまう事を想像してもらうと話が早い。煙草の煙で肺癌どころの騒ぎではすまないよね?煙草の煙では 窒息死はしないよ。普通の人は。喘息患者なら理解できるけども。。。 この様なことに対して健康や生命の危険は感じませんか? それでは大桶谷で仮に小噴火が起こったと想定してみよう。 そして噴石の大きさは米粒程度と仮定する。 避難範囲は半径4キロ以内。 最悪の状態で仮定してみる。 時刻は夜中の3時。震度5強の地震と共に噴火。外灯の電気は遮断。水道も出ない。国道138号線 の道路に様々な亀裂が生じた。静岡県境にも避難命令が出た。国道246方面には行けない。 避難経路は国道1号線方面のみ。道路の亀裂を知らない人たちが138号線で自動車を使い、避難した挙句に事故が発生。渋滞の原因となる。夜間と言うことと火山灰で視界は非常に悪く、呼吸をするのもやっと。目を開けると痛い。噴石と火山灰が雨のように降りかかってくる。不幸なことに外国人観光客は迷子になる。地震の被害で高齢者が自宅で怪我。身動きが取れない。人々は高齢者、子供、赤ん坊をおんぶをしながら発炎筒の光を辿りながら2キロ以上歩いて避難。道中は避難をする人でごった返していて怪我人が続出。 これだけでも地獄絵だよ。 これが大噴火や大地震と同時に起こったら、どんな想像が出来ると思います? 恐ろしくて観光客を呼ぶどころでは無いよね?地元で商売をしている人達には気の毒だけども。 商売をしている人達は自分の命よりもお客さんの命を守ることが出来ると断言できるのかな? それとも、人を呼んでおいて、いざとなったら自己責任と言い、逃げてしまうのかな? 以下は震度について。 1996年10月1日以降 震度 屋内 屋外 建物 設備・インフラ 地形 0 地震計(震度計)が検知し、人は揺れを感じない。 変化は無い。 変化は無い。 変化は無い。 変化は無い。 1 地震や揺れに敏感もしくは過敏な限られた一部の人が、地震に気付く。 めまいと錯覚する。 2 多くの人が地震であることに気付き、睡眠中の人の一部は目を覚ます。 天井から吊り下げた電灯の吊り紐が左右数cm程度の振幅巾で揺れる。 3 ほとんどの人が揺れを感じる。 揺れの時間が長く続くと不安や恐怖を感じる人が出る。 重ねた陶磁器等の食器が音を立てる。 風が無い時も電線が少し揺れる。 4 ほとんどの人が恐怖を感じ、身の安全を図ろうとし始める。机などの下に潜る人が現れる。 睡眠中の人のほとんどが目を覚ます。 吊り下げた物は大きく揺れる。 近接した食器同士がずれて音を立てる。 重心の高い置物等が倒れることがある。 電線の揺れがハッキリ確認できる。 木々の揺れが風でないことが分かる。 歩いていて揺れを感じる。座り込むと揺れていることが確認できる。 自動車の運転中に、突風で一瞬ハンドルを取られる感覚に似て、地震の揺れに気付く人がいる。 木造:アルミサッシを用いていない古い木造家屋ではガラスが振動して鳴る。 軟弱地盤の湿地等を土地改良した地域に建つ建物は他の地域に比べて大きく揺れる。 老朽家屋では柱と壁に隙間が生じる。 RC造:瞬間的にアルミサッシのガラスとガラス留めがずれてビシッと音を立てる。 一部のエレベーターは地震感知後、停止する(その後は、大きな揺れがなければ自動で復旧するものが多い)。 5弱 ほとんどの人が恐怖を感じ、身の安全を図ろうとする。 歩行に支障が出始める。 天井から吊るした電灯本体を始め、吊り下げられた物の多くが大きく揺れ、家具は音を立て始める。 重心の高い書籍が本棚から落下する。 歩行中にふらつく。 木造:耐震性の低い家屋では筋交い・火打等の倍率が低い部位を中心に応力が集中し、壁には亀裂が入り、柱の継手部分が破壊する。 RC造:耐震性を謳っている家屋では柱や梁などの接合部分の軋む音が鳴る。 地中埋設された老朽化が著しい水道本管は、地下の揺れで水道管の接合部が緩み、断水する地域が現れる。 都市ガスで使用されているマイコン内蔵ガスメーターの自動遮断弁が作動する家が出始める。 エレベーターは停止し、保守会社が点検を行わなければ運転再開が不可能となる(以下5強以上の揺れでも同じ)。 軟弱な地盤では亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。 5強 恐怖を感じ、たいていの人が行動を中断する。 食器棚などの棚の中にあるものが落ちてくる。テレビもテレビ台から落ちることもある。一部の戸が外れたり、開閉できなくなる。 室内で降って来た物に当たったり、転んだりなどで負傷者が出る場合がある。 窓ガラスが割れたり、補強していないブロック塀が落ちてくる。道路にも被害が出てくる。 木造:耐震性の低い住宅では壁や柱が破壊するものがある。 RC造:耐震性の低い建物では、壁や柱に大きな亀裂が入るものがある。耐震性の高い建物でも壁に亀裂が入るものがある。 停電する家庭が出てくる。ガス・水道管に被害が出て、利用できなくなる。 軟弱な地盤で、亀裂が生じることがある。山地で落石、小さな崩壊が生じることがある。 6弱 立っていることが困難になる。 固定していない重い家具の多くが動いたり転倒する。 開かなくなるドアが多い。 かなりの建物で、窓ガラスが割れたり、壁のタイルが剥がれ落ちたりする。 木造:耐震性の低い住宅は倒壊するものがある。耐震性の高い住宅でも壁や柱が破損するものがある。 RC造:耐震性の低い建物では、壁や柱が破壊されるものがある。耐震性の高い建物でも壁、梁、柱などに大きな亀裂が生じるものがある。 一部の列車が脱線する。エレベーターは機器や昇降路(シャフト)が損傷し、乗客が長時間閉じ込められることもある。 6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。 多くの建物で、壁のタイルが剥がれたり、また窓ガラスが割れたりして落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。 老齢の中高木は根元から折れることがある。 木造:耐震性の低い住宅は倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも壁や柱がかなり破損するものがある。 RC造:耐震性の低い建物は倒壊するものがある。耐震性の高い建物でも、壁や柱が破壊するものがかなりある。 ガス管、水道の配水設備に被害が出、広い範囲でガス・水道が止まることがある。また、一部の地域で停電する。都市ガス会社はこの震度で各ガバナーステーションへの遠隔操作により供給を停止する。 震央付近の地域では地割れが確認でき、断層が地表に現れる事もある。 植林の少ない地域では山崩れが発生する。 7 落下物や揺れに翻弄され、自由意思で行動できない。 ほとんどの家具が揺れにあわせて移動する。 テレビ等、家電品のうち数キログラム程度の物が跳ねて飛ぶことがある。 墓石は重さ数十キログラムの棹石部分が倒れる。 細い中木や高木は根元から折れるものがある。 ほとんどの建物で外壁タイルは剥離、窓ガラスは割れ、地上に落下する。 耐震性の高い住宅・建物でも、傾いたり、大きく破壊されるものがある。 電気・ガス・水道等の主要ライフラインの供給が停止する。 多くの道路の表装がめくれ、通行が困難になる。 鉄道・高速道路等の広域交通機関が破壊される。 都市機能が消滅し、周辺地域と孤立する。 大きな地割れが生じる。 地すべり・山崩れが発生する。 地表部の隆起・沈降等で地形が変形する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.02 09:49:14
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