カテゴリ:モンタナまん
オイラには14歳、9歳、7歳の娘達がいるんだけど、今年のクリスマス(昨日)にとうとう7歳の娘にサンタクロースは親だったことが完全にバレてしまった。
つい口をすべらして「今年はサンタクロースは金欠でウチには来ないらしい。来年の1月下旬に来るかもしれないんだ」と説明をしたら、あっさりと「Daddyが金欠なのね。わかってるよ。いいよ。それで。」だって。 オイラが少なくとも娘の年頃にはサンタクロースを信じていた記憶があるんだけど。その横で9歳と14歳の娘達は「そろそろ、現実を知っといた方がいいよね。私達も知ったのは7歳くらいだったし...」そんな会話が耳に突き刺さった。長女が言う「7歳くらい」はちょうど離婚をした年でもあった。親が離婚した現実とサンタが一時いなくなる時期もかさなり、子供心にも、そうわかってしまったんだろう。この事実は「かわいそう」と考えるべきなのか、それとも「早い時期から現実を」と考え、「これで良し」と考えるべきなのか?どれが、なにが正解かはわからないけどサンタへの要望で「Daddyが戻ってきますように」だとか「プレゼントはDaddyです」なんて要望がなかったのは悲しい事だけど紛れもない事実! 子供でも「非現実的なプレゼント」であることは百も承知だ。その時点でサンタ神話は崩壊しているんだよ、子供にとっては。子供でもプレゼントは「物」だけではないと一応、考えているし、願いが叶わない事もわかっているんだよ。 だけど、クリスマスの時期が近づくと、「サンタさんに欲しい物の手紙を書かないとね」なんてごまかす大人。現実を受け止めない、受け止めようとしないのは「大人側」だったんだよね。子供に「非現実的な考え」を押し付け、満足をしたいと考えているんだから。いつまでも「非現実的な考え方」は通用しない事を痛感したよね。 もう時代が違うんだよね。「サンタクロースを信じる時代ではない。」そういうことだ。 だけど、そんな時代だからこそ、あえて「サンタクロース」の神話を信じる気持ちが大切なんじゃないか?とも考えてしまう自分も存在している。サンタは赤い服を着てトナカイにソリを引っ張ってもらってプレゼントを世界中の子供達に配って...その考え、イメージも悪い事ではないけどさ。子供に配るんじゃなくて、子供から大人まで、万人に「愛情、友情、夢、希望」を与える、そういう存在であるべきなんだよ。この世から夢も希望もなくなり、ただ単に厳しい現実、事実だけで世の中を渡っていくことが正しいのならば世の中は「地獄絵図」だよ。 サンタの格好をしていないサンタがオイラ達の周りには沢山いるんだよ。気がつかないだけで。 どうすれば「あなたのサンタ」が見つかるのか?それは感謝の気持ちを持てば自然に見つかるんだ。 隣の口うるさいオバちゃん、ジイサンや除夜の鐘、子供による騒音にまで感謝ができれば1人くらいの「アナタのサンタ」が現れるんだよ。 サンタクロースは「幸せを願う気持ち」だと思うよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.27 00:41:53
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