Guppy's Life

　いいお天気で比較的暖かい日となりました
前日にスタッフ4人で設営できたこともあって、昨日はわりとトラブル少な目で進行できました
考えてみれば、遡ること2010年11月29日、この「衣笠ナイト」の1回目をやってみて、12年と少しの間、回数は数えていませんがよく続けてこられました
その間、学生さん中心のイベントとして企画を始め、後に大人中心の開催になり、10周年を迎える直前にコロナの蔓延に突入してしまい、ここ2年半は開催中止いてきて、やっとのことで再開できた直後にお店閉店の流れになってしまいました
本当に名残惜しいです
お店の歴史が36年ということでしたから、その終盤の12年はこの企画があったわけです
実にお店側もよく受け入れていただいてきたと思います

　さて昨日はやはり予約制にしていたこともあって、当日入って来られる方はありませんでした
予定数を少し超えた人でほぼ満席の中、トップにYMNが演奏しました
プログラムを5セットに分けていたので、我々は短めに演奏し、ゲスト2組にはゆっくり演奏してもらおうと考えての流れです



　今回お願いした Tokotto さん
これまででは異色のウクレレでのデュオで、スタンダードな聴きやすいもの中心で演奏してくれました
結成されてからは短期間で、練習量の多さを感じました
終了後のお話でも、スタジオとライヴに対するスタンスが、私の思うものにかなり近いところがあり、共感できるところがあったのも、今回のご出演に結びついたのではないかと思えるくらいでした
そういった考え方というものは、わざわざ話さなくても通じるものなのかもしれません
ある意味素晴らしいことだと思いますね



　そしてホストとしてこの「衣笠ナイト」の歴史をおそらくは半分以上受け持ってもらった京都組2ndの演奏が久しぶりに聴くことができました
コロナ期間中などもあって、色々と大変なことが続いてきたわけですが、無理を押してよくやっていただけたと思います
同級生ら知人も含め感動すら覚えたという話でした
それは私も同感で、再開にあたって一番望んでいたことでもあったわけで・・・
曲も少し短めではありましたが、今回はゲスト中心で、また最終回ということもあり特別でした



　京都組2ndさんの演奏後、これまでのお礼も兼ねて、関係者一同から記念品の贈呈がありました
これまで本当にご苦労様でした
お店のご夫婦もスタートの段階では30歳くらいですから、さすがにこの大きさのスペースを動き回れるだけの年齢ではないということなんでしょうね
今思えばこの企画が波に乗り出した頃、関係者含め50人以上の方がお越しになって、それぞれが好きに注文していいシステムのままよく回転できたと思います
大変だったでしょうね
重ねて感謝したいと思います





　その後ドッチーズさんの演奏になりました
年配の方もおられるということで、選曲もバラエティーに富んだ独特の切り口で、個性的で素晴らしいものでした
おひとりで成立した演奏だったので、また少し空気が変わって変化のある流れになりましたね
これまでには無かった演奏だったと思います
今回は最後なわけですが、本当に最後にふさわしい2組の方に演奏していただけて、このイベントとしてはとてもいい記念になったのではないかと思います
終了後もこの共演2組の方々は最後まで残っていただきました
これも今までには無かったことで、よほど印象深いものになったのではないかと思います



　そしていよいよフィナーレの演奏で、本当に名残惜しかったのですが、まずは something として、2曲、その後YMNのメンバーが参加して3曲、最後はアンコールが2回もあり、客席からは世界の山ちゃんがハープで参加しました
これまでのここの演奏らしい最後になりましたが、終わってからの充実した表情にみんなやりきった感がはっきりとあり、個人的にもいつもは色々と物足りない思いがありますが、今回に限り本当にいいイベントだったなぁとあらためて思いました







　写真ご提供いただいたKKS&Yの櫛田さん、いつもお越しいただいている小国さん他、心より感謝いたします

曲目です
1部
I ain't gonna stand for it
Wind cries marry
Ballad of the beacon
Everytime you go away
5部
童神
帰ってこいよ
Do it again
I've never been to me
Shallow
Me and Bobby Mcgee
+Pride & joy
Bell bottom blues

　さて次週はアフタービートさんで今年最初のG&Bの演奏があります
少しだけ暖かくなったので、いい日になりそうですよ