2007/08/10(金)18:52
お酒の原料特定技術開発
銘酒の原料 山田錦
日本酒やワインの原料の米やぶどうの品種を突き止める技術が開発された。酒やワインに含まれるDNAを分析する手法だが、これまでアルコールの中のDNAは、発酵分解したり、酵母などの微生物が混じりあっており、品種特定できるDNAの抽出は困難とされていた。それをつくばの研究チームが初めて成功した。
研究チームは、アルコールを特殊な酵素などで処理することで、微量のDNAを増幅させ、酵母や麹菌にはなくコメやブドウだけが持つ遺伝情報の中で、品種ごとに情報が異なっている部分を抽出した。この手法で原料の「偽装」を見破ることも可能になる。偽装の続く食品表示の信頼性を回復する一助になることを期待するが、商道徳モラルの醸成の方が大切だろう。そうですよね、藤樹先生。
今日も甲子園は朝から人・人・人、いろいろなドラマが繰り広げられている。