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テーマ:好きなクラシック(2294)
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実は、近々プッチーニのボエームのムゼッタを歌うことになっているんです
コンサート形式なので清水の舞台から飛び降りるほどのことではないのですが、ちょっと大変なのは演出がはいること・・・ ちゃんとした演技は、若い時の研究生オペラしか経験がないし、まずムゼッタ自身が私自身の中に無い想定外の女性 だって彼女は自分自身の美しさにすごく自信があって、世の中の男たちは皆自分に首っ丈って思っているんですよまわりの男の人たちに上から目線で色気をふりまいて・・・ 控えめな!?私の性格ではできるように思えなくて・・ この話が来たときは、この年齢になって何も苦手なことをして苦しまなくても・・・と正直随分悩みました そもそもこの世界に入ったのに、オペラから遠のいていたのは研究生時代の印象が悪かったこと 何かと自己主張が強くてきつかったり恐い方が多い中で、気の弱い私は押しつぶされそうになりながら耐えた1年でした ずっと教えていただいていた恩師が突然の亡くなったのも大きかったかもしれません イタリア発行第50回プッチーニフェスティバル でもこうして今 この機会に恵まれかからには、前向きに頑張るのみですね この年齢になって新しいことに挑戦できるのもある意味幸せかもしれません体力と精神力がついてくるかはわかりませんが・・・ よく役者さんが”自分と違う人間や違う人生が経験できて楽しい”っておっしゃるのを聞くけど 私もムゼッタやムゼッタの人生が楽しめるか、この1ヶ月が勝負です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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