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カテゴリ:3歳の娘の発言・行動
そらぴょんは昔の事をよく覚えている。
昔と言っても3歳児なので最近の事ですが・・・。 きょう毎朝通る幼稚園の行き道でたまたまAugusutaとBrasilの角にある 教会の前で信号待ちしていると 「アメリカのおばあちゃんの家みたい」と言うので 「何が?このやしの木みたいなやつ?」と聞くと 「うん、たぬきがでてきそうだね」と言うので驚きました。 確かに教会の前に植えられている植物がアメリカのおばあちゃんの 玄関先に植えられていたのと同じ種類でした。 そしてたぬきというのはおうちのバックヤードに夜な夜な出てくる アライグマの事。 アメリカのおばあちゃん(私のホストマザー)ちに行ったのは2回。 2歳の誕生日の時と去年の夏。 それぞれ一週間滞在しただけだし、その後写真を見せていたわけではないので 彼女が覚えてるのは確かだと思います。 そしてさらに 「こんなところに住みたい」と教会の事を言うので 「ここは教会だから誰も住んでないよ」と言うと 「教会って何?」と聞くので 「まんまんちゃん(参拝の事、たぶん大阪のみで使われる)するところ。 お寺と同じだよ」と説明しました。 すると、、、彼女の記憶の中で蘇ったのか 「ここエジーとトモエときたぁ」と言いました。 確かにその教会はそらぴょんが洗礼を受けた教会でエジーとトモエというのは そらぴょんのMadrinhaとPadrinho(身元保証人?かな)になってくれた彼女の叔父と叔母の名前です。 でも洗礼を受けた時そらぴょんは生後2ヶ月。 本当に覚えてるんだろうか。。。。 そして今日幼稚園にお迎えに行くと開口一番 「ゆかり先生が・・・」と。 「なに、ゆかり先生来たの?」と聞くと 担任の先生が、ゆかり先生が久々に遊びに来たのだと説明してくれました。 ゆかり先生というのはそらぴょんが去年幼稚園に入ったときの担任の先生だったのですが、目指しているエリアの仕事が見つかり、最初の2ヶ月ほどでやめていって しまったそらぴょんの初めての先生でした。 たったの2ヶ月ほどでしたが、そらぴょんはとっても彼女になついていました。 ゆかり先生はほぼ一年ぶりに遊びに来たのですが、誰も彼女の事を覚えていなかったそうです。 ゆかり先生の方は「みんな大きくなったねぇ」と言っても 子供たちは「誰のママ」とか言っていたそう。 で、そらぴょんだけがゆかり先生の事を覚えていたとか。 担任の先生いわく「そらぴょんだけが『ゆかり先生だぁ』って言ってね、あとはみんな誰?~って感じでした」そうです。 やはり昔のことをよく覚えているらしい。。。。 う~ん、親としては喜ぶべきか? だけどなんだか心配。 トランプの神経衰弱とかをしても特に記憶力がずば抜けているとは思わないし、 一度見たら覚えてしまうというような覚えの早いおりこうさんというわけではない。 ただ過去の出来事を長期間覚えていると言う事が気にかかる。 子供というのは覚えも早いが忘れるのも早い。 これは当然で忘れるのは必要のない情報だから。 普通、過去の出来事なんてすぐに忘れてしまうものである。 なんでかというと子供の頃は入ってくる情報量が多いので(全ての事柄が初めてだから)、過去の事をそんなに長期間覚えておく必要がないからである。 そらぴょんは今まで計3回日本に帰っている。 初めては3ヶ月から6ヶ月のとき。 2回目は1歳半から1歳10ヶ月の時 3回目が2歳10ヵ月から3歳まで。 最初に日本から6ヶ月でブラジルに戻った時確かめるすべはないけれど、 そらぴょんは3ヶ月間一度もみなかったお手伝いさんの事を忘れていなかった様子だった。(生後3ヶ月の記憶って事ですよね) 2回目に日本に帰り、2ヶ月ほどしたある日、デジカメの中に映っていたお手伝いさんを見て「あー、ヴィーヴィーだ(お手伝いさんの事)!」と嬉しそうに見ていた。 その2ヶ月間、お手伝いさんの話をすることもなく、当然電話もしないし、写真もないので完全なる彼女の記憶に残っていたと思う。(1歳8ヶ月の記憶) 6ヶ月でブラジルに帰り、2回目に1歳半で日本に行くまでうちの両親には当然会っていませんが、じいじ、ばあばの事は覚えていたようでした。 空港で久々にじいじ、ばあばに会った時と初めて会う人との接し方が明らかに違ったので。 そして3回目に1年3ヶ月ぶりに日本に帰った時も空港でじいじとばあばに会った時は「じいじ、、、ばあば、、、」と照れくさそうにしながら嬉しそうに笑っていました。 離婚してブラジルから日本にそらぴょんと同じ年の子を連れて帰った友達はあっという間にパパ(子供の父親)の事は忘れてしまっていると言っていたので驚きましたが、きっとそらぴょんが変わってるのかもしれません。 さてこの長期間の記憶で私が何が心配かという話に戻すと ズバリ私が勉強してきた病気のこと。 ADHD(注意欠陥多動性障害)とかAutism(自閉症)などの精神的な病気。 これって生まれつきの脳の障害ですからね。 自分でも親の取り越し苦労でしょ、まさかねとは思いつつも大丈夫なんだろうかってやたら心配してしまうんですよね。 3歳児の長期の記憶ってどんなもんなんでしょうね。 Autisumの中にはいろんなタイプがあって普通に見える子もいるんですよね。 知能が遅れてるとは限らない病気なので発見されにくかったりするケースも ありますしね。 そういう過去の記憶を持ち続けるっていうのも症状にあったりするのです。 ADHDに関してはそらぴょんものすごく落ち着きないし、ハイパーなので、もしかして、、、がたま~~~~に脳裏を霞めたりします。。。 ま、普通かなとは思いますけど、まさかって病気にあてはめたり・・・。 心理学を勉強してる学生が勉強してるとまさか自分も病気?って思っちゃうことがあるけど、大抵のケースは違いますってまず教科書の最初に注意書きがあったりするんです。 まさにそのケースかなと自分で思います。 学生時代、友達と病気の症状を人に当てはめて「彼のこういう行動はこういう病気のこの症状からきているのだ」とか冗談で話してました。 ちょっとオタクっぽいですね。。。 ちなみに私がそらぴょん妊娠中に最も恐れていた病気がSchizophrenia(統合失調症)です。 身体の疾患に比べて精神(脳)の疾患は気がつくのが遅くなりますよね。 私が勉強した恐ろしいケースは4つごのSchizophrenia。 4人とも全員なったんです。 しかも発症したのが15歳とか。 それまで普通に育てていた4人娘が全員精神的な疾患を発病してしまったんです。 親にとって恐ろしいでしょう? 同じ時期に妊娠していた友達はやたらダウン症を恐れていたけれど、そんなダウン症より私はSchizopheniaの方がよっぽどこわかったです。 それに関してはいまでも確立ゼロじゃないので恐いです。 だいじょうぶとは思ってますが・・・。 そらぴょんの記憶。 やたら昔の事を覚えてるし、一度約束したことなど(何かを買ってあげるとか、 おやつをあげるとか、ばあばからのプレゼントの事とか)忘れたためしがないので 子供だましのその場しのぎはききません。 下手な事を口にすると一生言われそうです。 変な事をうっかり口にすると外で何を言われるかわからないし 気をつけねば。 何を口にするかわからないと言えば、、、 きょうそらぴょんが朝、「マミーもうお化粧した?」と聞くので 「まだ」というと「じゃあ、早くして」と。 「マミーお化粧したほうがかわいいの?」と聞くと「うん」 「マミーお化粧して。 そらぴょんK君(幼稚園のお友達)のママみたいなお化粧もしないでかわいくないの嫌だ」と言いおった。 ひえ~~~、頼むからそんな事、外で言わないでよ。 私が言ってると思われるじゃあないの。 爆弾3歳児、そらぴょん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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