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韓国で働くママのあれこれ

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2004.06.30
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前売り券を買っていたのに、なかなか観にいけなかった
韓国映画『純愛中毒』を今日は観にいってきた。
前売り券で観れる映画館(新宿の武蔵野館)での通常
公開が2日までだからだ。
会社の仕事を終えてから、猛ダッシュ!
なんとか最終回の時間に間に合った。
この映画、イ・ビョンホンが主演、相手役の女性として
イ・ミヨンが演じる。
そして主に舞台で活躍していたイ・オルが兄役で出ている。

新人レーサー、テジン(イ・ビョンホン)は、家具職人の
兄ホジン(イ・オル)とその美しい妻ウンス(イ・ミヨン)
と共に暮らしていた。
ある日、ほぼ同じ時間に別の場所で交通事故(弟は
レース中、兄はそのレースを観にいく際に乗った
タクシーでの移動中)にあう。

事故の後、二人ともに昏睡状態に陥いったのだが、テジン
が奇跡的に意識を取り戻す。
だが、テジンは周囲の人に
「俺はテジンじゃない。ホジンだ。」
と語りだすのだ。
ホジンの魂は愛する妻のウンスのため、弟の身体に
宿ってしまったのか。
最初は疑っていたウンスだったのだが、夫婦しか知り
得ない愛の思い出を語り始める彼に夫の姿を見出すの
だった。

映画が始まってから、イ・ビョンホンよりもむしろ
兄役のイ・オルの存在に目がいった。
なんてやさしい笑顔をする人なんだろう。
この映画の役柄も素敵だ。
こんな旦那さんだったら、毎日生活するのが楽しい
だろうなぁ。
奥さんを全身で愛しているという感じだ。
(それも静かに深く)
これって簡単なようでありながら、意外と難しいもの
だと思うなぁ。
恋愛中ならともかく、結婚してからはなかなか出来ない
ことだよねぇ。
生活していくと、男女の関係はギスギスしていって
しまうもの。
相手にドキドキすることもないから、愛情表現も
減るもんなぁ...

映画の中で素敵だなと思ったシーンがある。
映画の中盤をすぎてから、イ・ビョンホンとイ・ミヨンの
ベッドシーンがあるのだけど、雨の中の二人の交わり
(肉体的なものと精神的なもの両方の交わり)の情景が
とてもきれいに描かれている。
いろんなところでも、コメントされていたけれど、
イ・ビョンホンの肉体美がすごい。
本当に韓国の俳優は、モムチャンな方が多いなと実感。

映画全体の感想は...
愛は狂気に近いものだということ。

この映画を観る前に、知り合いの韓国人から
「ストーカー映画で怖いよ」と聞かされていたけど、
それほどテジンをストーカーという風には感じなかった。
人間って、本当に人を愛したらどこか狂ってしまう
感覚が生じるものではないだろうか?

それより、私が思うに、弟に自分の奥さんとのあれこれを
細かく報告していた兄の方が変だよ。

それから、映画の評判等のコメントを観ながら感じたこと。
そう、まさに日本と韓国の社会の違いというのをすごく
感じたことなんだけれど...

韓国での公開時には、義兄嫁を愛してしまうというのが
道徳的にどうなんだと結構騒がれたらしい。
確かに、韓国では考えられないということで、タブー
なのかもしれない。
でも日本だったら、韓国ほど問題にはならないだろうなと
ふと考えたりもした…

この映画、音楽が素敵だった。
フレンチポップスが映画の雰囲気にとてもマッチしていた。
サントラを購入してみようかな…
雨の中、しみじみト音楽を聴きながら、愛について考えて
みたりするのも又なかなかかもしれない(^^*





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最終更新日  2004.07.06 00:17:04
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