韓国企業で働く日本人男性
今日は、取引先の方との飲み会だった。取引先というのは某韓国企業。うちの会社は韓国商社さんとの取引も多いが、特にこの会社とは一番長いお付き合いをさせていただいている。今回は、私の送別会を兼ね、同じ韓国企業に勤める日本人の会とでも言わんばかりに、韓国ネタで盛り上がった~。特に、15年も韓国企業に勤務しているS次長の話はとてもタメになった。日本人男性が、韓国企業の日本現地法人に長く勤めるのはいろんな意味で大変なのに、こうして10年以上もの間がんばってきているなんてすごい。同じ男性という立場で韓国から来た駐在員と上手くやっていかなければならないし、又駐在員に比べ昇進もなかなか難しいから不満を持った人たちは次々と辞めていく。それに、日韓のビジネス習慣の違いにより、駐在員と日本のUSERの間にたちストレスも多い。(これは私たち女子社員も同じだ)そういった韓国企業で、日本人男性がなが~く勤めるのはあまりないというのが現実なようだ。S次長の話を聞いていると、韓国人との接し方を上手くしているように感じた。つまり、日本人と韓国人とのビジネスの考え方や捉え方の違いを把握して、それに対し過度に一喜一憂しないこと。相手を自分と同じだと思うから腹もたつし、余計なストレスも溜まる。長年一緒に過ごしていれば、韓国人が何を求め何を無駄だと思うかがわかり、余分な労力を使わずにすむ。う~ん、なるほど(^^これはビジネスだけでなく、国際結婚についても同じだと思った。相手が自分と同じ考え・価値観だと思って、自分と同じような行動をするはずだと期待しすぎてしまうから裏切られたときのショックは大きいのだ。まずは相手は自分と違った文化で育ってきた人なんだと再認識すること。私もこれからの生活の中で大変なことがたくさんあるだろうけれど、楽天的に前向きに物事を考えて、なるべくストレスを受けないようにしたいなと思う。