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カテゴリ:帯
勝山織物の帯を見せていただく機会があった。 一番先に眼についたのを触っていると、 スタッフの方が「これは勝山健史さんの図案なんですよ」と‥ まさに、今日の私の目的は 秋山先生の《旋律》に合う、 黒い帯を探すことだったので 「勝山健史さんの黒い帯を探している」と話していると ご本人が現れて‥ ヒャー、青天の霹靂~ 「お、お写真を撮らせてください~(汗、汗)」 イメージしていた勝山健史さんは荒武者のようだったので こざっぱりとカジュアルなブレザーで現れた健史さんを見て お人違いかと戸惑ってしまいました。 マジマジ~と眺めてしまって(失礼しました!) (あぁ、やっぱりご本人だ‥)と心の声 髪を切ったほうがよいと廻りの方たちに言われ 切ったそうですが、 荒武者のような健史さんも雰囲気があってよかったですよ 勝山織物は 昔から着物ツウの間では知られた老舗で その帯は 軽く、着用皺も手で挟んでポンポンとたたくと もとに戻るということで定評がある。 どの着物と合わせても着姿をあげてくれる。 古典柄に 勝山織物らしいスパイスを加えた洒落味が 信条でしょうか。 私の《ペルシャ人馬文》は健史さんのお父様の図案だと 聞いています。 あとの《葡萄唐草文》と《牡丹唐草文》もそれなりの場で 重宝しています。 1991年に勝山織物に入社した健史さんは ご自分の信念に従って、今、長野県で蚕を育て、塩蔵繭からの 糸作りをされて独自ブランドを立ち上げられています。 今日、私が見せていただいて最後に絞った4枚の帯は 勝山織物の健史さん図案の帯で どれも古典柄に健史さんらしい現代的なセンスを織り込んだ 大変洒落た素敵な帯で ひとつに絞るのが難しかったです。 で、結局、最初に思っていたのと全然違うのを 選びました。 時間とともにじわじわ~と迫ってきたのでした。 4枚の帯はどれもお気に入りだったのですが、 顔写りがよいのとそうでないのと、 雰囲気が合うのと合わないのと‥ とかがあるのですね。 その人らしさをアピールしてくれる帯があることを 恥ずかしながら初めて実感しました。 いただいてきたのは、年明けにはアップできるでしょうか。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.15 16:41:53
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