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中国で考えたこと
YYガヤガヤ 宋の歴史学者の文章がある。その一節に「交浅くして言深く戯謔止むを知らず」というのがある。交わりの浅いものにも深刻に立ち入り、からかい過ぎるという意味らしい。 象にとまっているノミのケツを見たくらいのものだろうが、自分なりの印象を書いてみる。 上海空港を出ると少しザマクイと感じるくらいの風景だったが、地方に行くにつれて汚くなる。しかし今は知らないけれど数年前に行った大阪のある青果市場もこんなもんやった。人は多いが背広にネクタイをした人は少ない。荷車のそばで仕事待ちしている。日本のタクシーが客待ちしているのとよく似ている。 食いもんは少し臭いがこんなもんやろう、日本の料理は素材の味を特に求めるが、中華料理は香辛料を多く使ってそれなりの味にしていた。 我々、食いもん商売、良い素材を求めて交配に交配を重ねて口に合うもんを作ろうとしている。ここ数年新品種が数え切れないほど出来ている。酸いの、甘いの、汚いの、と消費者に言われてそのつもりになっているけれど、本当に人の食べる健康な食いもんを作っているだろうか。昔からある、自然に出来た丈夫な食いもんを食わんと丈夫な体できんのと違う? 近頃わけのわからん病気が次々に出来ているように思える。体型を見ても、わっちを含め、日本人はぼってりふとっている人が多い。JAのカレンダーを見ても、祭りのポスターを見てもみんな同じ様なぼってり型してないかい。 幸いなことに同行の美女二人は端整である。余談であるが、いまどきの日本の娘は、おまえらなんぼのもんじゃ、というのが増えてきているが、彼女達二人には自然の風景にとけ込める情緒がある。中国に来て、大和撫子とは何か考えさせられた。 もとに戻そう。とにかく、日本の食と農はこのままでいいのだろうか。 最後に諺を一つ、 衣食足りて、礼節を失う。 (結論を言うと、はずかしながら何も見ていない・・・・・反省しきり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2001年12月08日 12時41分36秒
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