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中国柑橘事情視察旅行裏話
中国では温州みかんの生産が増え、その結果、我国のみかん産業、特に、みかん缶詰に悪影響を与えていると言うことで、中国柑橘(温州みかん)の実態を具に見ようと話がまとまり、その時期は、農作業との関係で3月と決まった。 そこで、具体的に行程の作成に取りかかり、条件として、日数は三泊四日、視察先は温州みかんの多い地域、経費は可能な限り安くすると言うことになった。よって、参加メンバーは15名以上必要となった。メンバーに関しては、関係者(果樹研究同志会、県、町、JA、市場)のご協力を頂き15名の確保ができた。 さて、視察先であるが、中国に関する資料が少なく難航したが、浙江省に最も温州みかんが多いことが分かり、また、上海から近く交通の便も良いことから、浙江省に落ち着いた。浙江省のどの地域にするかについては、日園連のH主管のご助言を頂き、黄岩市に決まった。後はツーリストに任せたが、通常の観光ルートから離れるのと田舎のため、そこまでの交通手段が不便な上に、予定していた飛行機便が欠航するなどし、行程が二転三転し、試験場への依頼文書の出し直しを余儀なくされた。 中国の交通機関は、定刻に発着するのは希で、1時間程度の遅れは普通であると聞かされていたので、行程通り目約地に着くかどうか、さらに、行程の変更が現地に届いているかが、非常に心配であった。実際は案ずるより産むがやすしで、驚くほど予定通り行動できた。また、国内線の飛行機は、形式が古いと聞かされていたので不安であったが、実際に搭乗した飛行機はB737型機で、不安は全くなかった。 最後になりますが、朝早くから夜遅くまで、さらに、往復8時間のバスの旅等、厳しい行程であったと思われますが、皆様のご協力を頂き、事故もなく、初期の目的はほぼ達成されたと自己満足しております。このことに対し、この紙面をお借りいたしまして厚くお礼申しあげます。 (Aど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2001年12月10日 12時41分59秒
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