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2003年11月02日
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テーマ:中国旅行(113)
カテゴリ:カテゴリ未分類
whさんの同級生に案内されて2階の個室に入ると、昨日の昼食と同じように湯の中にトマトやキウリの入った鍋が運ばれてくる。ここでもタレは好みに応じて醤油、味噌、ネギ、酢、塩、トウガラシなどを自分で調合するのだが、家内もtetywestもwhさんに薦められるままに適当に混ぜ合わせる。

やがて羊肉が登場する。肉は薄くスライスするのではなく、ぶつ切りに近いのが雲南スタイルのようだ。野菜もハクサイ、チンゲンサイ、紫色のイモ、エノキタケ・・・と、それぞれ皿に盛り上げて登場する。これらを適当に鍋に入れて煮えるのを待ち、みんなで一つの鍋を囲む。このスタイルは日本の「鍋料理」と全く同じだ。この方が、たとえ中国語が話せなくても北京で食べた「衛生的火鍋」スタイルよりもずっと親近感が湧く。


「火鍋」は人気メニュー


食事が終わったのは7時半だった。1階に降りると店の中はお客でいっぱいだった。雲南省では「火鍋」は日本の「焼肉」くらい人気があるようだ。外はまだ薄暗くなり始めた程度で、ホテルに帰るには早すぎる。

「これから少しの間、友人の家に行きます。いいですか?」
と、whさんはわざわざtetywest夫婦に気を遣ってくれる。中国の一般家庭が見れるなんてめったにあるチャンスではない。
「もちろんOKですよ」

食事場所からさらに郊外へ5分ほど走ったところでサンタナは停まった。whさんの同級生の指示で、少し道幅が広くなっている所に路上駐車する。人通りはほとんどなく、道端には雑草が生えている。道路幅も自動車がようやくすれ違えるくらい狭い。

車を降りて、幅2mくらいの路地を歩いていく。両側は高い塀が続いていて、どの家の門も閉まっている。閉まった門を5つくらい通り過ぎたところで、開いていた門から一匹の犬が走り出てきた。門の前には青い民族衣装を着たおばあさんが立っている。そこがwhさんの同級生の家だった。

恐ろしく頑丈な門に見とれながら、階段を2段くらい上がって門の中に入るとコンクリートの庭だった。我々が全員入るとおばあさんが門を閉める。ここでも中国のセキュリティの厳重さに感心させられた。

その家は鉄筋コンクリート2階建てで、玄関を入ると広いリビングルームだった。すわり心地のよさそうなソファーとテーブル、サイドボードの上にはここにも大型TVが置いてある。
「この家は160平方メートルです」
whさんが解説してくれる。中国の人にとっても他の人の家を見学するのは興味があるらしく、みんなはソファーに座るより前に同級生に案内されて2階へ上がっていく。tetywest夫婦ももちろん後に続く。

2階は、子供部屋と夫婦の寝室、ベランダになっている。子供部屋はきれいに片付いている。木製の大きな収納ロッカー、前に本棚の付いた学習机、・・・日本と変わらない。いや日本の子供部屋より広い。中国は基本的に「一人っ子」なので、子供にも十分なスペースが与えられるのだろう。

夫婦の寝室の前で、whさんはさすがに、
「いいのか?」
みたいなことを訊いていたが、同級生は快くドアを開けてくれた。
こっちはもっと広かった。大きなダブルベッドとクローゼット。おそらく化粧台もあったのだろうが、あまりまじまじと見るのも失礼かなと確認できなかった。

1階に降りてソファーを勧められ、同級生が自動給湯器でお茶を入れてくれる。そしてザクロを出してくれる。この家も床はぴかぴかの大理石だった。


whさんの同級生の家







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最終更新日  2003年11月02日 19時43分47秒
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