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テーマ:中国旅行(113)
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家内の隣に、いつの間にかおばあさんがニコニコしながら座っている。
「whさん、この方はお友達のお母さん?」 「そうです」 「お歳は、何歳なの?」 「70歳です」 「お仕事はしていないの?」 「していません」 家内は直接会話が出来ないのがじれったそうだったが、それでもお互い女性同士の連帯感は通じるのだろう。ジェスチャーで一緒に写真を撮りたいと申し出ると快く応じてくれたようで、tetywestに写真を撮ってくれと催促する。カメラを構えているとwhさんが、 「tetywestさんも一緒に」 と言うので、3人での記念撮影になった。同級生のお母さんは青い三角頭巾を被り、青い長袖に黒のチョッキ、黒いズボンの民族衣装だった。 ここにその写真を掲載したいのだが、家内から、 「私がアップで写っている写真は、絶対HPに載せないでよ」 と言われているので、残念ながらお見せできない。 家内は、今度は同級生の奥さんについてwhさんに訊きはじめる。 「奥さんとはどうやって結婚したの?友人の紹介?」 「いいえ、大学時代の後輩です。奥さんも納西族です」 「へ~、じゃwhさんは奥さんも知ってるの?隣の部屋にいたんだから」 「いいえ、知りません」 「あらま・・・秘密のお付き合いだったのね」 「そういうことです」 「奥さんも政府に勤めているの?」 「いいえ、電力会社に勤めています。とてもいい会社です」 そんな話をしているうちに、庭の方から子供の声が聞こえてきた。奥さんと一緒に夕食を食べに出かけているという子供が帰ってきたようだ。 元気よくお父さんに挨拶しながら、子供が居間に入ってきた。頭を丸坊主にした小学校2~3年生くらいの利発そうな男の子だ。 「何年生?」 「2年生です」 続いて奥さんが登場する。紺色のパンツスーツを着た、理知的な女性だ。 一人っ子は両親ととても仲がいい。父親に食事の報告を済ますと、2階から国語の本を持ってきて、母親に質問している。やがて、母親の膝の間に座ってたどたどしく朗読をし始めた。チラッと覗くと当然のことながら全部漢字だった。そういえば中国の学校は9月から始まるので、まだ2年生になったばかりなのだ。おそらく国語の朗読が宿題だったのだろう。それが済むとサッカーボールで遊んでいる。 家内が、今度は家族全員と記念写真を撮りたいと言い出し、ちょっと恥ずかしがる息子を父親がなだめての記念撮影となった。今度もwhさんがシャッターを押してくれる。この写真なら家内の注文もパスするだろう(笑) whさんの同級生の家族と記念撮影 民族衣装を着たお母さんが後ろのソファーに控えめに写っているのを、tetywestは今日まじまじと写真を見るまで気付かなかった。tetywestの老後もこうありたいものだ・・・と思うのだが(汗) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年11月03日 12時11分31秒
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