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先日(1月26日・27日)高松で「平成17年度中国四国ブロック国際化対応営農研究会」が開催されました。これは毎年各県持ち回りで開催されていて、今年は「(社)国際農業者交流協会」、その支部である「KOKUNO香川」、そして「香川県」の主催でした。
で、tetywestたちKOKUNO香川の役員は、去年あたりから実行計画を立てて準備をしてきたわけですが、正直な話「香川県」に主催をお願いしているだけに・・・何人の参加があるのかが一番気になるところです。 ふたを開けてみると、県外から18人、県内30人、県立農業大学校の1年生24人、関係団体から10名とまずまず盛会でした。 開会式に続いて行われた講演では、「香川県産小麦開発にかける夢」と題して、香川県農業試験場研究員の多田さんに「さぬきの夢2000」の開発にまつわる話をしていただきました。そして、その前に「プロジェクトX 第149回 7月6日放送 『さぬきうどん 至高のうまさとは』 」をそのまま40分間上映しました。 実は、「プロジェクトX」の上映には準備段階でちょっとした問題がありました。それは著作権問題です。県の事務局がNHKに、 「この番組を講演会で使わせて欲しい。」 とお願いに行ったのですが、答は 「ダメです。」 でした。ただし、 「本人が講演で使用する場合は仕方がないでしょう。」 とのことで、それも 「TV番組を録画したものを使うのであれば」 という条件つきでのOKだったのです。 tetywestはこの番組を観るのは初めてだったのですが、いや~実によくできています。その感動の余韻覚めやらぬうちに本人が講演するのですから、いやがうえにも盛り上がりました。 なぜ「国際化対応営農研究会」にこのような「さぬきうどん」の講演を企画したのかと言いますと、 「国際化の中で生き残るためには、『オンリーワン』を作ることだ。」 という結論に達したからなのです。香川県の「オンリーワン」は何と言っても「さぬきうどん」でしょう。 それでは、開発した本人から直接聞いた「さぬきの夢2000」の特徴をお教えしましょう。 ◎オーストラリア産小麦に比べて色が黄色い ◎オーストラリア産小麦に比べてグルテンの生成は弱い ◎オーストラリア産小麦に比べて製粉性が悪い しかし、 ◎オーストラリア産小麦に比べて風味が良い 「プロジェクトX」はこう言います。 「かつて子供の時代に食べた地元の小麦だけがもつあの香りが、オーストラリア産にはどうしてもなかったのである。」 「皆、その小麦の持つ馥郁(ふくいく)とした小麦の香りに圧倒される。ところが、同時に難点が露呈する。」 「『ふるさとの小麦を完成させろ』 農家、試験場職員、製粉業者、うどん職人。理想のさぬきうどんを目指した人々たちは力を合わせ、最後の難関に挑む。」 さあ、どうか皆さんも「さぬきうどん」を食べに香川県へ来てくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月03日 02時04分05秒
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