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カテゴリ:ミカン
正確には、tetywestの産地としては6月1日で、tetywest個人としては6月6日です。
なぜこんなことを書く気になったのかというと、おそらく今後10年間で一番遅い記録になりそうだからなのです。ちなみに去年の産地としての初出荷は5月21日でした。 長期的に見れば確かに地球は温暖化しているのですが、短期的な気候は以前より変化が大きくなっているようです。例えば今年の春先は気温が低くて、ミカンの花も10日以上遅く咲きました。それに梅雨前の4月と5月にたくさんの雨が降りましたし・・・ tetywestは仕事柄、気候について関心があります。・・・で、よくよく調べてみると気候はなかなか人間臭いところがあるのです。最近は毎年いろいろな異常気象が起こっているのですが、 「一年間を通すと、うまく帳尻を合わせている」のです。 「夏に干ばつだと冬に雨が多い」 とか、 「春先に気温が低ければ、秋に気温が高い」 とか・・・ そんな中で、枇杷の生産量は最近減り続けています。数年前までは全国で1万トンと言われていましたが、去年は7000トンでした。おそらく今年はもっと少ないでしょう。 もちろんこれは冬の気温が低かったからなのですが、それ以外にも原因があるのです。それは、 「老齢化と後継者不足」 なのです。 ですから、もう枇杷の生産量が1万トンに復活することはないでしょう。どうやら最近では、気候ではなくて人間の方の帳尻が合わなくなってしまったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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