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テーマ:まち楽ブログ(32261)
カテゴリ:浦臼町
西区西野の「雨耕庵」。北海道ミシュランのビブグルマン。
ピンネシリ山麓、浦臼産の牡丹蕎麦を使った丸抜きと田舎(挽きぐるみ)の2種の粉を外一で打つ。粉の違いを味わうために「二色盛り」というのもやってる。このほかに「田舎太打ち」というバージョンも数量限定で存在する。 最近では「キタワセ」や「ほろみのり」のような多収な優秀品種が全盛であるなかで、在来種の「牡丹蕎麦」。食?味に優れるけど、小粒で生育期間がやや長く収量が安定しない在来種を敢えて使用するこだわり。ここ数年、収穫期の天候不順で道内産の蕎麦はあまりよい作じゃなかったけど、この店はいい蕎麦を使っている。かろうじて取れた中からいいのを選んでいるということかな。けっこうコストがかかると思う。でも、そんなに高くない。それゆえのビブグルマンということか。 写真は田舎(=挽きぐるみ)のぶっかけ。蕎麦は太めで素朴でパワフル。喉越しの滑らかさはないが、いかにも蕎麦らしい味。噛みしめていただく。うまい。蕎麦味噌が付いてくる。香ばしい。これでちょいと一杯やりたくなる。ぶっかけのつゆに溶いて食す。蕎麦湯は濃厚。個人的にはもっとそばつゆが甘くてくどくてもいいと思った。それだけのパワーのある蕎麦だということ。 こうした店には、得てして気難しいオヤジと無愛想なかみさんが居るものと相場が決まっているが、ここのご夫婦はなかなか気さくでよろしい。 また来ようと思った。 いかがですか?すぐにでも行ってみたくなる、そばの香りがグッとくるような感じですね。 T師匠、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.30 12:38:08
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