私は、美しいお話が好きだ。
最近は、特に、美しいものが好きになってきている。
私にとって、美しくないと感じてしまう情報が多すぎるからだろうか?
「ピエロの赤い鼻」
ドイツ軍占領下のフランスでの話。
何故、パパがピエロになったのか?
僕は知らなかったんだ。
僕は、みんなが笑うパパのピエロ姿が好きになれなかった。
ピエロの赤い鼻公式サイト
本当に、美しい心のお話だと思います。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」
1952年、当時医学生(専門がハンセン氏病)だった、チェ・ゲバラ(本名:エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ)は、生化学者で友人のアルベルト・グラナードと共にポデローサ(馬力のあるヤツ)号と名付けた1台のバイクにまたがり、アルゼンチンを出発。12,000キロの南米旅行へ出かける。旅の中で、南米社会の現実を思い知る。
(後にキューバの革命家となったが。)
ゲバラの日記を基にして、作られた形を取っている。
最後に横向きの老人の映像が静かに映し出されたが、共に旅をしたアルベルトの現在の姿ではないだろうか?
モーターサイクル・ダイアリーズ公式サイト
チェ・ゲバラの資料
それから、少し前に観た映画
「ロング・エンゲージメント」
これも、とても美しい映画です。
「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」「アメリ」の、奇才ジャン=ピエール・ジュネ監督による戦争を背景に置き、描いたものです。
私は、彼の感覚が好きです。
切なく、そして美しい。
公式サイトではありませんが画像が載っています。