「大根を大きく切りすぎて、大根おろしが一度に食べられない量だ。」と、
おろしがねで擦りながらヘルパーさんが言う。
おろされた大根の量は、確かに多い。
「大丈夫だよ、後は煮るから・・・」
大根は、新しく始めた畑で初めての収穫である。
大分大きくなったので試しに抜いてみた。
見事に太い!
中々色っぽい!
もともと辛味大根だが、大根おろしにして生で食べたかった。
それで頼んだのだが。
私は、おろすのを止めても大丈夫だよ。
止めて残った大根は、後から煮て食べても良いし・・・
という意味で言ったのだが、
ヘルパーさんは違ってとらえ、残りを擦り続けた。
発音の仕方が悪いのかしらと感じて、
黙って、明日の朝に大好きな「おろし入り納豆卵かけごはん」だ!
と決めた。
どうして伝わらないのだろう?
それで聞いてみたのだが、
その日の夕食を一緒に取ったZ氏曰く、
大丈夫の意味には「続けて大丈夫」「止めて大丈夫」の2つがある。
私の頭の中が見えない人は、あの会話なら続けても大丈夫と言われていると思う。
あの状況なら僕もおろし続けたろう。
これは、生徒さんから日本語って本当に難しいね
と言われて思い出したこと。
本当に頭で感じたことを伝えるのは難しい。
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