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カテゴリ:たびたび旅に出てみれば(山旅含む☆)
龍神温泉から、宿のある十津川温泉までは、
山間を抜ける国道がある。 一車線のグネグネ道。 それで、遠回りになるけれど、本宮回りの道を勧められていた。 熊野本宮大社。 熊野三山のひとつ。 他の新宮の速玉大社、那智の滝のところにある那智大社は、20年ぐらい前に訪れたことがある。 (その訪問も、夫と・・) 丁度よい機会、本宮をお参りして、三山参りとしよう、と言うことで、熊野古道の中辺路などを通り、本宮に。 大きな川にでて、中洲に立つ、大鳥居を見たときには、 思わず、手を合わせて、 「ありがとうございます!!」 の言葉が、出てしまった。 中州に立つ鳥居は、 禊場を連想させるに充分。 キリスト教も、仏教も、神道も、ごちゃごちゃの私は、 また、 洗者ヨハネが、キリストに川で洗礼を与えた場面なども、思い出されてくる。 水の働き・・・ ただ、もう、水に対する感謝の気持ちで、いっぱいに。 同時に、水を汚さざるを得ない、今のライフスタイルに、思いが。。 簡単に、汚れを落とすために、無神経に、石鹸や洗剤を使ってしまう。 思考や、行動、自分の生き方が、どれだけ、自然に対して、負担をかけているか。 自浄作用で、なんとか、バランスをとろうとしてくれている自然界。 せめて、感謝の気持ちを伝えることで、 ディーバに、力を貸したい。 水も、それをはぐくんでくれる森にも。 自分自身のライフスタイルも、少しづつでも、変えていかなくては。 中州の大鳥居は、明治22年の水害で、社殿が流されるまで、そこに、本宮があったなのこり。 明治22年の水害は、明治になってからの、川の上流、十津川での急激な森林伐採によるものとの事だから、 やはり、神殿を中州に構え、水の恵み、神聖な森に対する、祈りの気持ちが、原初にあったのではないかな。。 今は、社殿は、近くの小高い丘に立てられています。 そこは、とっても、気持ちのよい風の吹いているところでした。 よい香りまでしてきて、回りを見ると、何の花かな・・ 白い花が、杉の根元にいっぱい咲いていました。 階段を登り、本殿を参拝。 そちらも、とっても、気持ちのよいところでした。 気持ちのよさが、ハレーションになって、色のついたオーブのように写りこみました。 お参りの後は、 門前にある、茶屋で、一休み。 私は、もうで餅と、お抹茶を、 夫は、冷えた葛きりをいただきました。 お参りの後、ほっとする、あま~~い時間でした。 祝福ですね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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