「私の大阪物語」byゆきんこ
今週末、舞台「近代能楽集」を観る為に東京から大阪に遠征します。「いよいよ。」「いよいよ」なのです。ちなみにこの「いよいよ」は「大阪」ではなくニューヨーク公演のことです。今回大阪公演の楽日を観にいこうと決めたのは、大阪の大楽の雰囲気を味わうためもありますが、それ以上に自分がファンツアーでニューヨーク公演についていけないので竜也君をはじめ「近代能楽集」に関わる皆様にどうしても、「いってらっしゃい」の拍手のエールを送りたいという気持ちが強かったからです。「がんばれ。」「絶対成功」の気持ちを送りたかったから。まだ、荷物等は準備はしてないけれど気持ちはワクワクでいっぱいです。それにしても大阪は、すごくひさしぶり。10年近いと思います。「大阪」という土地は、わたしにとってはちょっと特別なところ。今も元彼が住んでいる場所。彼と別れてから一度もその地を踏んでいません。あ~わたしってばさ。また、好きな人を追って「大阪」にいくのねぇ(しみじ~み)な~んてことを、大阪行きが決まり思ってしまいました。。なんで、関西の人と付き合っていたかって?それは、海外旅行で知り合ったからなのです。バリ島にいって一緒にマリンスポーツをして「愛」が芽生えました(きゃ~恥ずかしい~←じゃあ書くな(笑)でもだからといって、旅行中にそのなにが起きた?ということはなかったんですよ。まぁ、手はつないだかな。彼は、関西の某大学の医学部の学生さん。といっても最初は「学生」とだけしか言っていませんでしたが・・シュノーケリングで沖までボートで行き海の深いところでもすいすいと泳いでいる姿は「わたしの王子様がここにいたわ☆」(←まだ23歳だったので許して)と思ったものです。なにより、私の友達が船で酔ってしまって吐いてしまったときにとっさに背中をさすってその後横になるようにとか水を持ってきたりとか、テキパキと話している姿がまた、素敵でした。あ~なぜ、吐いたのは私じゃないの?と思ったのですが(笑)その後、やさしくされて友達も彼を気に入っていたらどうしよう・・と思ったのですが彼女は、そういう気はなくって一安心。でも、おかげで、お礼がてら、夜の食事に誘えました。引き締まった身体(おいおい)やさしい笑顔にすっかりはまってしまいました。それに東京から出たことがなかったわたしには関西弁がとても新鮮だったのだ。なにより、彼は自分の学歴とかをひけらかしたりしなかったんですよ。医学部だからって、医学についてのうんちくなど一切触れなかったです。どちらかというとわたしの話を一生懸命聞いてくれるおだやかなやさしい人でした。旅行の最後の夜夕ご飯を食べて友達とは別に並んで歩いていたときにちょっとふたりで沈黙があったあと「俺と遠距離恋愛せえへん?」と言われたのですがそのときすぐに返事ができず「ホテルに帰る」といって帰ってしまったわたし(爆)(今でも不思議あの行動)が、、しかし、東京に帰ってからわたしの思いは強くなり、自分の気持ちをたしかめるためにも、旅行後、一週間後には大阪に向っておりました。やっぱり恋愛は行動力よね♪20代の時の若さゆえのフットワークの軽さはさすがだと今でも思います。かなり恥ずかしいけど。携帯電話もまだなく家の電話と手紙だけの遠距離恋愛。会うといつも「早く結婚したいね」といっていました。職場で、先輩とかに「医学部ならもてるし他に彼女いるんじゃないの?」とか言われたりしましたが彼の部屋はいっつも男臭いし汚いし(笑)それに女の子が喜びそうな気の利いたことは言えない人だったので心配はなかったもんです。が・・しかし、一年後、彼がいよいよ国家試験のテストに向けての日々が始まりそちらに集中するようになったのと私も幼稚園の系列の大学での研究保育の発表のための資料集めがはじまりお互い忙しさが重なって少しづつ、少しづつ、距離が離れていきました。そして、まぁ、いろいろあってお別れ・・。(悲しいことは省略(笑)でも、今もひとつだけうれしいことがあります。それは、彼が大学に残っているので彼がどんな医者になったか知ることが出来たこと。だって、ネットで名前検索すると出て来るんだもん(爆)(って検索するなよ↑)付き合っていた頃は、外科医がいいな。といっていたのですが小児専門の某科(詳しくはばれるので書きませんが)を選んだようです。付き合っていた頃、仕事の話ばかりしていた私。いつも子供たちの話をしていた私。少なからず、彼の人生に影響したのかなと思えたことがうれしいです。彼も子供好きだったしね。きっと彼は医者になってあの頃と変わらず、素敵な笑顔で子供たちと向っているんだろうな。だから、私もがんばろ☆ちなみにその後出会った彼は今現在の旦那。私のすべてを受け入れてくれているやさしい旦那様ですということで、竜也君のために大阪に泊りで行って来ますが許してくれてありがとう~旦那よ☆元気で行って、帰ってきます♪あ~しかし、楽しみだわ。大阪♪ぼちぼち着ていく洋服きめなくっちゃ♪