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カテゴリ:発達障害
幼少期の空は爪切りが嫌いだった。
少しでも深く切ってしまうとパニックになった。 幼稚園や学校は爪の白いとこがないようにと言うが、空にとって、それは深爪になる。 爪切りハサミで切るものの、つい深くなってしまい泣いて暴れる。 なぜなんだ?! どうしてこんなことさえ大変なんだろうと、悩んだ日々。 痛かったんだね。 感覚過敏だったんだね。 まるで指先を切られたような痛みだったんだね。 上手く伝えられなくて、泣いて怒ってひっくり返って暴れる。 あの頃の私、まだ理解が足りなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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涙が出ます。
娘は襟足でした。 髪を結うためにブラシで後れ毛を拾おうとするとパニックをおこしました。 幼稚園のクラス別のカラー帽も被れませんでした。そんな娘を私は罵倒していました。 春から高校生になりますが、美容院は1度しか行ったことがありません。「2度と行かない」そうです。 あの頃に戻って、パニックになっている娘を優しく抱きしめたいです。 この空くんのエピソードに、救われたり、勇気づけられるお母さんがたくさんいることと思います。沢村さんのお言葉を借りて、喉元過ぎても、こういった記事を書かれている沢村さんを尊敬します。 (2019年02月13日 21時11分52秒)
みえこさんへ
お嬢さんの襟足の感覚過敏、大変でしたね。髪を結ったりすれば触れてしまいますものね。感覚過敏がない人には、わからないものですもの。 今はそういうお子さんを見ると、どんな感じなのかな?って想像します。 きっと首しめられたり、尖ったフォークでひっかかかれている感覚なのかもしれませんね。 親も初めての事なので理解できなくても、仕方ありませんよね。だけど、やっぱり後悔します。 けれど、そうやって何歳になっても、理解が進むごとに愛情が深まるのも、このような子どもたちに恵まれた恩恵だと私は感謝しています。 過敏もだんだんと、消えたり弱まるものもあります。空も高校以降、突然のように緩まっていきました。肌着、くつ下、靴へのこだわりがなくなり、爪は自分で切るようになると、さすがに深爪しても暴れなくなりました。 えみ子さんのお気持ちも、お嬢さんは理解されていると思います。今からでもギユッって(怒られないなら)して、どんどん蜜月を楽しんで下さいね~。 空が美容師として、いつか一人前になれたら、自分の感覚過敏を思いだし、理解ある美容師になれると良いのですが………。 (2019年02月17日 08時24分27秒) |