プリン10万個、社内基準を超過=消費期限で農水省、不二家に厳重注意
農水省は23日、大手菓子メーカー不二家がプリン約10万個などの消費期限を社内基準より長く表示していたとして、町田勝弘消費・安全局長が同社の桜井康文社長を呼び厳重注意した。同時に、すべての商品を対象とした表示の再点検と再発防止策の実施を求めた。
同省は18日、日本農林規格(JAS)法に基づき、同社本社と埼玉工場(埼玉県新座市)、泉佐野工場(大阪府泉佐野市)に対し立ち入り検査を実施。その結果、2工場が(1)2006年12月までの1年2カ月間に製造したプリン9万9997個(2)05年7月の2日間と06年10月の3日間に製造したシュークリーム計3万3660個-で、社内基準を1~2日超える消費期限を表示。直営店などに出荷していたことが分かった。2工場は「工場長の判断で行った」としているという。
[時事通信社]
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月23日 22時43分01秒
コメント(0)
|
コメントを書く