「産む機械」発言 首相、辞任要求に応じず
柳沢厚労相が「女性は子供を産む機械」と発言した問題で、安倍首相は29日夜、「職務に専念してほしい」と述べ、野党の辞任要求には応じない考えを示した。
「今後、職務に専念していただいて、結果を出していくことで、国民の皆様の信頼を勝ち得るように努力をしてほしい」-安倍首相は29日午後8時ごろ、このように述べた。また、「本心で女性が機械だと思っている人にそのまま閣僚をやってもらおうは思わない」と述べ、柳沢厚労相の発言は本心ではなく、閣僚としての資質に問題はないとの認識を示した。
柳沢厚労相は29日の国会で「女性の方々を傷つける不適切な表現を用いた」と陳謝した。しかし、社民党・福島みずほ党首が「こういう発言をして居座って閣僚を続けられる日本の政治なら、私たち女性国会議員は女がすたる」と述べるなど、超党派の女性国会議員らは29日午後、柳沢厚労相に直接、発言の撤回と閣僚の辞任を求めた。
[日テレ]
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最終更新日
2007年01月30日 09時14分01秒
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