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SMEE『フレラバ』OPムービーモテない主人公が「彼女を作る」話![]() この『フレラバ』は本当に「普通の話」なんですよね。ファンタジー要素一切なし、普通の主人公が普通の学園に通いヒロインと恋をするだけ。 しかし、ヒロインは主人公を異性として認識していない、中には拒絶するのも居る。そんな中で、対話を武器に関係を深めてゆくコンセプト。 「選択肢」と「コミュニケーション」序盤は接点もなく話題も少ないが![]() トライ・アンド・エラー![]() 相手の好みが分かってくる![]() 先ほど「彼女を作る」話と書きましたが、この作品は好感度が高いヒロインを選ぶのではなく、主人公が「会話」によって関係を構築してゆくゲーム。そこで重要になるのが「選択枝」。何を話すのかプレイヤーに選ばせるんです。 相手の興味を引く事もあれば、全然興味を持たず去ってゆく時もある。しかし回数を重ね、プレイヤーも相手の趣向を考え選ぶようになり、話題も増えるシステムになっています。 彼女の「意外な一面」![]() ![]() 学園の令嬢がよく聞く音楽は三味線、そんな情報が会話を通じて引き出されるんです。一つ一つ明かされる素顔。プレイヤーが彼女の魅力に気付く為に、意図された演出だと気付いた時は驚愕しました。 何気に現れる選択肢も![]() 全ては彼女の「本音」を引き出す為![]() 主人公がどんどん「良い男」に変わってゆく普段はバカを演じているが![]() 彼女が「本音」を明かした時、正面から受け止める![]() 彼女が「本音」を明かした時、プレイヤーに変わって受け止める主人公がダメダメなら仕方ないですよね。だけど、この主人公は決してそんな事はない。普段はバカを言っていますが、相手が本気の時は正面から受け止め行動する。 ゆずゆが馬鹿にされると心配しながら「母親の為にバイトをする」と打ち明けた時、「そこで笑う意味が分からないんだが」と言い放つシーンは痺れました。 告白シーンの恰好良さ![]() 主人公の魅力は告白シーンにも表れます。 ![]() 自分が嫌いなゆずゆ ![]() 一つ、また一つ ![]() 自分の好きな所を伝える ![]() ここは是非、スクリーンショットでは伝わらないBGM・テキスト・音声が合わさる演出を実際にプレイして欲しい、リゼロのレム告白シーンを思い出しましたよ。ほんと流れが自然で、このゲームが「他人から友人、恋人へ」と関係が変化してゆく「過程」を大切にしている事が伝わってきます。こんなん誰だって落ちますわw 付き合い始めた後甘え下手だった彼女が![]() 互いを理解する恋人に![]() 付き合い始めてめでたしめでたし、それでこの話は終わりません。むしろここからが本番。彼女になった後もヒロインとの関係は変化してゆきます。 最初はどう接して良いのか分からず戸惑う毎日。しかし時間を重ねる事で相手を理解し、2人だけの関係を作り上げていきます。 バカップル万歳![]() 特にゆずゆルートはイチャラブが凄まじく、その圧倒的糖度は吐血もの。まるで砂糖そのものを食べている気分でしたw 『フレラバ』ミニファンディスクバカップルの後日談![]() ヒロインも「良い女」に![]() ファンディスクは各ヒロインEDのその後を描く、甘党のユーザーが砂糖食べた後にまだ物足りず「砂糖寄こせ!」と言った結果生まれたような、甘ったるい内容になっていました。イチャラブ慣れしていないと、糖度の高さに胸焼け必死。 純愛はここに完成された![]() コミュニケーションを積み重ね、相手を理解し育んだ愛。それを「純愛」と呼ばず何を「純愛」と呼ぶのだろうか。話しかける前と後とでは印象が異なる「彼女」の姿に驚かされると思います。 恋っていいなと思ってしまう、素敵な作品でした。 ![]() 【中古】 Friend to Lover 〜フレラバ〜 /PSVITA 【中古】afb ![]() 【中古】PSVITA Friend to Lover〜フレラバ〜 初回限定版 【特典CD付】/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.19 18:05:11
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