複数の人が集まってモノ作りをする場合は、いいものを作る為には「正しく喧嘩」する必要があると思う
複数の人が集まってモノ作りをする場合は、いいものを作る為には「正しく喧嘩」する必要があると思う。もちろん、喧嘩する必要が無い場合は別に喧嘩しなくていいんだけど、自分の意図や意志、好みを正しくぶつけ合って取捨選択するのって結構大事だと思うわけで。— assault (@assault__) April 23, 2018 そこがうまく行かないと、ただ言われるがまま作業するだけになってしまったり、無闇にストレスが溜まってモチベーションがガリガリ削れる結果になってしまうというか。結局お互いにパフォーマンスが出せないまま出来上がって、残念な感じに終わってしまうのは切ないしもったいない。— assault (@assault__) April 23, 2018 仕事が終わったあとに「なんでこの仕事したんだろう?」と思うような案件にはしたくないし、なってほしくない。そんな仕事、誰だってしたくないだろうし。各個人の熱量の差がすれ違いになることもあるので、なんでも喧嘩すりゃいいってわけでもないのが、なかなか難しいところなんだけどね(ぉぃ— assault (@assault__) April 23, 2018 この正しいケンカをするためには正しい仕組みが必要なんだけどそれを構築するのが大変なのよね いやシステムの形としては決して難しくないんだけど維持するための心もちが難しいというか— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 ちょっとしたボタンのかけ違いで連鎖的にすれ違いが広がっていってそれぞれに「なんだよ」みたいな不満がたまってしまう— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 重要なのは「そこへいたるまでの過程がおたがいに見えていること(透明性)」「各担当者は全体にとっての『良い』を基準になるべく考えること」「各担当者の見解がどうしても割れてしまったときにどういう形でおさめのるかのプライオリティのコンセンサスを最初にとっておくこと」ってあたりかにゃー— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 自分は基本的にチーフ制というのがいいと思っていて、手を動かして最後にケツを持つ人間の判断をなるべく尊重する。でも全体にとってその判断がマイナスになる可能性が高いときには覆してもらう必要があるから、それを納得してもらうための話をするのがディレクターの役割。— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 最後はどうしたって価値観のぶつかりあいになるので、ディレクターは自分の価値観のクォリティを信頼してもらえるように日頃から努めなければならないわけじゃな。むずかしーい。— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 ぶっちゃけ「こいつの言うこと聞いてたら作品が死ぬわ」と思われちゃったら、みんな言うこと聞いてくれなくなるのは当然なんじゃよね— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 個人的な感触としては、メインライターに求められるのは「設定力と構成力と面白さの担保」ではないかと思っていて、「速度と瞬発的な面白さの確保」というのはサブライター向きのスキルだと思っている。もちろん、メインライターに速度が不要という話をしているわけではない。— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 メインライターとして、周囲の人間に伝わらない企画書やプロットを書いてしまった時点で、その作品は大抵どうにもならないものになってしまう。逆に、しっかりとした世界設定やキャラ設定、プロットや箱書きがあれば、サブライターの精度にあまり作品は左右されなくなると思う。— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 とはいえ、サブライターにはメインが考えた世界観を拾ったり拡げたり、という重要な役割があって、日本語が速度出して書ければ誰でもなれるというわけでもないのだ。そのへん、役割分担は重要だ、という話であって、貴賤があるわけではない。用向きが違うだけなのだ。— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 別の人間が書くことで、想像もしていない拡がりが生まれることがある。共同作業の醍醐味だ。しかし、逆に言えばサブライターが残念な人だと、逆の効果が発生する。サイアク、書かれたものが全く使えないという可能性もあって、実は仕事としてはサブライターの方が難易度は高い。認知されてないけど。— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 呟きお疲れ様です。正直に言うとメインライターとサブライターの違いがよく分かってなかったのですけどなるほどな~とは。何か二次創作に置ける原作と原作読みこみまくった二次創作の書き方に似ている風に思いました— 万華庵:EP至高 (@mangekaren) April 23, 2018 基本的に、サブライティングは二次創作に酷似しています。我をある程度殺さないと面白さが担保出来ないとか、そういうところは夢創作や我田引水系の二次創作と異なりますが……。— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 あくまでも、僕個人の感覚だとメインライターとしていい仕事が出来る人でもサブライターでいい仕事が出来るとは限らない。でも、サブライターでいい仕事が出来る人はメインライターになっても、いい仕事が出来る可能性は高いと思う。ただ矢面に立つ勇気さえあればというのが大前提だけど— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 とはいえ、同じメインライターでも企画者と兼務する場合と、企画者は別にいる場合とではまた立ち位置がガラリと変わる。ぶっちゃけ全然違う職種といってもいいくらい違う。サブもメインの考え方次第で最善手は変わる。だから、まあ初めての現場はいつでも怖いです(苦笑)— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 ちなみに僕はサブライターをやる時、メインさんの書いたテキストを読んでいくつかの質問をする(質問が一つもないなんてことはありえない)。この作業を個人的に『ストライクゾーンの確認』と呼んでいる— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 ああ、そしてサブライティングで最も難しいのは「主人公のキャラをつかむ」ことですよ……何年やっても毎回砂を噛むような思いになる— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 ちなみに主人公のキャラをつかむ最大のコツ(といっていいのかどうかわからないが)は「メインライターの為人を把握する」ことです— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 なんか因果が逆みたいに思えるかもしれないけど、本当にそうなんすよ……「この文章を生みだしてる人のエンジン」を知ることが大事なのじゃ(理解できるかどうかはおいといて— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 たぶん、初期(≒シリウスさんのみでお仕事させていただいてた頃)とその後で一番変わったのが、主人公の造形だろうなぁとかふと(主人公だけじゃないですけど)自分じゃなきゃ描写出来ない主人公は複数ライティング体勢だとアレなので。睦巳ちゃんとかホントもう出せない(ペックは違う意味でやれない— 保住圭 (@hozumik) April 1, 2018 (思い出したので)そいやキッキン。ひじりんたちはよくカップルに対して爆発しろじゃなくて爆散してしまえばいいみたいな言い方してましたが、「爆発だと男女が化合して起こる」感じなのでなんか気にくわなくて、「爆散=バラバラに飛び散る」というニュアンスの言葉を使ってたみたいなアレがあります— 保住圭 (@hozumik) April 20, 2018 「爆発しろ」は「(カップルのまま)消え去れ」で。「爆散しろ」は要するに「別れちまえ」なかんじ。とほそく— 保住圭 (@hozumik) April 20, 2018 いやー、他人の書く主人公を真似るのってホンット難しいよね。さじ加減というかさあ……。でもメインライターの人となりを類推するところまで行かなくても良いんだよ!!1!— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 そこから入るのが結局一番手っ取り早い的なアレだったりはするかと(苦笑— 保住圭 (@hozumik) April 23, 2018 まあメインライター本人の性向+その人のエンタメ気質=主人公って公式は確かに存在するんですけどね……wホント、メインライターはストリ〇パーだのオナ〇ーショーだのと言われる所以っすよね……(涙— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 金が取れるオ〇ニー出来る人は希少だから胸を張って欲しいですが(笑)— 保住圭 (@hozumik) April 23, 2018 完全に一致させるのは絶対無理ですよね。時間的な制約もありますし— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 一番難しいですよね、主人公が……他キャラはメインライター本人も別キャラを生み出す形式で考えてるから、それなりに記号化とかパターン化も早いんですが。— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 美少女ゲームなのに、実は主人公が一番出番も台詞も多く、視点もほぼ主人公ですしね。全てのライターがちょっとずつメインさんからズレて、サブ同士のテキストだと大きくズレてるってのがありますよね……— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 実は、サブのテキストを回収して、メインが主人公を改修するのが一番効率がいいのですが、あまりそういうことは行われていない感じがします。でも他者の書いたものに手を入れるのは不遜、みたいな空気があるのでしょうけれど…。主人公の乖離が激しくて、修正不能になる可能性が最も高いですよね…。— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 僕はサブの時はむしろ直して欲しいって思いますけどね。その代わり、立場が入れ替わったら、遠慮なく直します。最終的にクオリティーが上がればいいじゃないと(笑)— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 サブの時は直してくんなきゃ困る!って思うけど、メインの時は直したくない(笑— 保住圭 (@hozumik) April 23, 2018 いやー、他人の書く主人公を真似るのってホンット難しいよね。さじ加減というかさあ……。でもメインライターの人となりを類推するところまで行かなくても良いんだよ!!1!— 嵩夜あや@お仕事募集中_:(´ཀ`」 ∠):_ (@AyaYang) April 23, 2018 そこから入るのが結局一番手っ取り早い的なアレだったりはするかと(苦笑— 保住圭 (@hozumik) April 23, 2018 完全に一致させるのは絶対無理ですよね。時間的な制約もありますし— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 ので、まずクライアントさんにそこを理解してもらうところからスタート的な……(苦笑— 保住圭 (@hozumik) April 23, 2018 そこはお互いプロですし、事前に分かってらっしゃる現場だといつだって、信じたい、信じたい、信じたい……— 瀬尾順 (@junseorz) April 23, 2018 あとこれは一般論でもなんでもないけど「やっちゃいけない・特に踏んだらまずい場所」の把握をするのが個人的には大事だと思う ほら免許の試験とかでもあるでしょ「この問題を不正解だったら他が全問正解だったとしても免許与えちゃダメだろっ!」みたいなポイント— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018 >RT これこれ 某氏が『地雷原は全力回避』と表現するそれ— 保住圭 (@hozumik) April 23, 2018 そこ触れちゃったら恐ろしいことになるから触れないと不自然と分かってるけど回避する、ってケースはわりとあるんですよね…— 保住圭 (@hozumik) April 23, 2018 なんかあんまりそういう言い方したくないんだけど「その作品がその作品として成立するために必要な不自然さ」というものは確実にあるのである 自然に見えるように工夫できるに越したことはないんですけども— 田中 一郎 (@tanaka_ichiro) April 23, 2018