カテゴリ:本・漫画
ガソリンスタンドで有名な 出光興産の創業者 出光佐三さんをモデルにした主人公の作品で 作り話ではなく現実にあった 石油メジャー(石油寡占企業)を無視して イランから直接 石油を輸入した 日章丸事件がベースになっている様です。
行動力や 社員を大切にし 借金苦から立ち直ったのが凄いと思いますし 当時の イギリス海軍に包囲されていたイランに 撃沈されるのを覚悟で進んでいく勇気というのは中々 出来る事ではありません。 イランが親日で 日本との友好関係が長年 続いているのも こういった先人達の努力があったからこそですね。 しかし話は変わりますが イランは 昔も今も アメリカやイギリス・フランスなどから圧力を受け経済制裁を受けるという 国際集団的ないじめ行為を一方的に受けているという部分に 日本人にも 先人 出光佐三さんの様に意義を唱えるという人が多く出て来てもらいたいと思います。 楽天ブックスは品揃え200万点以上!
忘却の堆積に埋もれていた驚愕の史実に当代一のストーリーテラーが命を吹き込んだ。 1945年8月15日、異端の石油会社『国岡商店』を率いる国岡鐵造は、海外資産はもちろんなにもかもを失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。 しかし『国岡商店』は、社員ひとりたりと馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながらも、たくましく再生していく。 20世紀の産業を興し、国を誤らせ、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは何者なのか・・・実在の人物をモデルにした、百田尚樹作品初の本格ノンフィクションノベル!
この男の戦いは0から始まった・・・敵は七人の魔女、待ち構えるのは英国海軍。敗戦後、日本の石油エネルギーを牛耳ったのは、巨大国際石油資本・メジャーたちだった。 日系石油会社はつぎつぎとメジャーに蹂躙される。一方、世界一の埋蔵量を誇る油田をメジャーのひとつアングロ・イラニアン社(現BP)に支配されていたイランは、国有化を宣言したため、国際的に孤立し、経済封鎖で追いつめられる。 英国海軍が警戒する海を、一隻の日本のタンカーがイランに向けて航行していた・・・。「日章丸事件」に材をとった、圧倒的感動の歴史経済小説、ここに完結。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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