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Marc Moulin。ベルギーのキーボード奏者。ジャズレアグルーヴです。
久しぶりに聴いたら良かったので紹介。何年ぶりだろ、これ聴いたの。 【No.297】 ・Marc Moulin:Placebo Sessions 1971-1974 (1999) Marc Moulinはベルギーのジャズピアニストで、Placebo名義の作品やソロ作品は早くからジャズレアグルーヴとして注目されてました。本作は彼のグループであるPlaceboのアルバム3枚を編集したCDでCounter Pointから発売されたものです。Counter Pointは「Jazz Bizniz!」といったジャズレアグルーヴコンピでも知られてますが、今も存在しているんでしょうか?よく分かりません。本作は現在廃盤ですが、同じタイトルでジャケが変わって別レーベルから再販されているようです。Marc Moulinはソロ作品「Sam Suffy」(1975)も有名ですが、本作の方が気に入っているのでコチラを紹介します。本作は、「Ball of Eyes」 (1971)、「Placebo 73」 (1973)、「Placebo」 (1974)の3枚のアルバムから、ほぼ均等に曲がセレクトされています。15曲収録。70年代前半の浮遊感のあるキーボードサウンドが好きな人は買った方がいいと思います。曲は少し渋めですが、何回も聴きたくなる作品です。雰囲気がとても良いですね。他のクロスオーバーものとは一味違う感じ。Marc Moulinのキーボードも好みですが、個人的にはジャジーなブラスが入っているのが凄く気に入っています。若干ジャズロック的な雰囲気もありますね。イギリスのジャズロックグループ:Nucleusの初期作品を少し明るして、クロスオーバーな味付けをした感じもします。リズムセクションもグルーヴィー。20代の頃は、凄く派手なレアグルーヴを探していたんで、買った当時はあまりピンとこなかった作品ですが、最近はこういった少し落ち着いた感じの作品を聴くことが以前より多くなってます。今聴いても古さを感じさせない新鮮なサウンドです。心地よい曲からグルーヴィーな曲まで多彩な内容でオススメですよ。ブルーなジャケも気に入ってます。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.03 00:34:45
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