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| 爺さんの写真日記「正確自然時計」
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爺さんの写真日記「月がとっても青いから」 ばあさんに左腕を掴まれながら家路を急ぐ。空にはお月さん、こんな時に口ずさむのが、菅原 都々子(すがわら つづこ)の歌である。 今の人には、満月の中でウサギが餅をつく事も想像できるまい。 菅原 都々子なんて歌手も勿論知らぬ。そりゃそうだ・・ご本人、今じゃ91歳だとか・・。月を仰いでは口ずさむ、この唄、ばあさんと腕を組んで歩くこともない。85歳になって初めて手をつなぐが、これ爺さんの足取りが危なくなったからだ。それでも良い、不思議に「月がとっても青いから♫・・」が夫婦を和ませるからである。 月夜の坂道を登りながら「この坂道を歩けなくなるまで仕事頑張ろうね・・」と言っていたのに「もう少し頑張るか・・」と語る。 ♪・・月がとっても青いから 遠まわりして帰ろう あの鈴懸(すずかけ)の並木路(なみきじ)は 想い出の小径(こみち)よ 腕をやさしく組み合って 二人っきりで サ帰ろう♫♫・・」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月26日 07時17分39秒
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