|
カテゴリ:鉄道・バス・街並み模型類
例によって久方ぶりの更新です(苦笑) 今回のお題は三週間ほど前にローソンでペットボトル飲料のオマケとして配布されていた 「路面電車コレクション」でありまして、配布開始から重たい思いをして多数を買い集めました。 サイズは約1/152という話で、1/150で作った同形車の旧作と並べてみると微妙に小さいのがわかりますね。 んで、仙台市電がプラで出たとなればこの男が大人しくしているワケがないのは自明なのであります(笑) 強引に分解したらまず最初にIPA漬けにして塗装を落とし、現物の印象を悪くしている 屋根一体表現のZパンタとぶっとい窓保護棒とを撤去して前者の撤去の邪魔になる 屋上通風器も一緒に削ってしまい、少し大きいのですがGM製品加工のモノに付け替えます。 Zパンタ台座は平らに削って流用し、一端にプラ小片を付けてMODEMO製品と形態をそろえてあります。 車端側Zパンタ跡地の足りなくなったランボードと脚もプラ材で追加してあります。 台車周りの開口部も小さいので、実車に合わせて拡大しておきます。 写真の長崎転出車は西鉄の台車に合わせて更に拡大されているのですが 模型にするにはこちらのほうが都合が良いのであります。 車体の加工が順調に進んでいる裏でBトレ用動力の加工も進めました。 (注・低電圧モーターと抵抗を組み合わせた旧製品は以下の加工には向きません) まず台車を外して台車側枠表面を車軸の先端が見えるまで平らに削り、余分な部分を切り取ります。 次に動力ユニット本体を完全に分解してから車体に入るまで巾を詰めて、延長加工に移ります。 試作品では真鍮角線を使った延長部の補強ですが、コレに使った第二作では 容易に手に入るt0.5mmプラ板を2.5mm巾に切った帯材と1.0mmプラ角棒とを組み合わせて使いました。 上写真の位置にレザーソーを入れて切り離した床板を4.0mm離して補強材を渡し接着、 歪まないように正確に付いたらモーターに合わせて角を斜めに削ったt1.0mmプラ板を接着します。 一見するとここが弱いように見えますが、後でモーターが接着固定となるので強度は十分です。 モーターへの導電板は一部をカットして流用し、リード線はこちらにしっかりとハンダ付けしてあります。 台車部の導電板は使用しないので、台車集電板にリード線を直付けするようになりますが 一度台車を分解してから集電板とリード線に予めハンダを付けておいてから組み立て直し 台車が熱で変形しないうちに手早くコテを当てて付けました。 モーター接着後、支障部分を大きく切り取ったモーターカバーを接着固定し (肩の部分を軽く削っておかないと窓ガラスが入らないのでご注意を) 別々にハンダ付けしたリード線を左右それぞれ結線して動力加工は終わりです。 (Bトレ動力の加工については後日、稿を改めて詳述したいと考えております) 車体の塗装を済ませて窓保護棒を0.25mm洋白線で付け直し 岩橋のZパンタを載せて自作ステッカーをベタベタ貼ると見違えるようになり t0.4mm透明プラ板で窓ガラスを表現したところ動力ユニットが入らないことが判明、 慌てて側面の分はt0.2mm透明プラ板に貼り替えました。 前面の大窓は張り切ってハメコミ仕上げとしてあります。 ここまで仕上がって宿題が二つ残っております、 台車側枠は薄紙細工でマジメに作るつもりですが 番号類標記のデカール印刷は・・・ええかげんメインマシン直さないと(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[鉄道・バス・街並み模型類] カテゴリの最新記事
|