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セラピスト・soleの日記

セラピスト・soleの日記

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えりぼん5867

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November 24, 2006
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しばらくほったらかしでした。
色んなカテゴリが中途半端なままで、なんだかなぁ。

今日はヒプノセラピーのお知らせ。
潜在意識をつかったセラピーで、よく聞くのは前世療法。

催眠状態で自分の人生、または過去世(これがあるという前提)へ時間退行して今抱えている問題の原点をみていくというもの。

また、ヒプノセラピーは時間退行ばかりではなく、自分の中の子供の部分や性格の一部分をキャラクター化し、対話することで、問題解消したり、体の状態チェックなども出きるので応用範囲は無限大です。
催眠と言ってもイメージ療法に近いですね。
自分の普段の意識も起きているので、白昼夢をみているような感覚。
リアルタイムに実感し、セラピストと会話をしながら進めて行きます。

この療法を皆さんに提供しているので、たまに自分でも勉強の為にセラピーを受けています。
その体験談をご紹介します。

今回の私のテーマは
「自分のせいになってしまう、と思ってしまうのはなぜか?」

誰でも、リスクを背負ったり、非難されたりするのは嫌だし、避けたいもの。
当たり前です。
なのでこの気持ちにセラピーを施すのは無理。
しかし、そんな当たり前の事が気になる事が変だし、今回はそんな気持ちがずっとうっとおしく感じていた。
という点で、セラピストさんが動いてくれました。

事前面談でセラピストさんが、私の中に「悲しい」感情がある、と言ってくれました。
思い当たる事はなかったのですが
「小さい頃に我慢していた事があったのかもね」
その言葉に、うっかり涙がでてきた。

もう大丈夫だったはずなのに・・・

ということで今回はまず「悲しがっているチャイルド」に会いに行く事に。
これはサブパーソナリティといって自分の中の人格の一部を呼び出す方法。
怒りっぽいなど性格に関わる部分や、趣味、仕事に絡めていくらでもキャラクター設定が可能なのです。


イメージの中で安全な場所に行き、「悲しがっているチャイルド」を呼ぶと、なんだか宗教画の餓鬼のような真っ黒な人が出てきて、怒りと恐怖で脅えている様子。

どうやらそれはチャイルドではなく、私の恐怖心のキャラクターの様子。
そいつが小さな子供を抱いている。その子がチャイルドだった。

真っ黒な奴は私に
「お前にこの子は渡さない。この暖かさや心地よい手触りは自分の中にないから、自分が抱いていないといけない」
と言う。

しかし、真っ黒もチャイルドも「私」の一部なので、真っ黒が「私」を倦厭するのはおかしいのです。

ということで、ここで真っ黒が登場したきっかけの場面を見ることに。

それは、幼い頃に住んでいた家。意識は幼児期に意識移行していました。
3歳くらいの私は、手を握り締め体が固まって視点も動かない。

もう、ここから涙が出てきた。

アルコール中毒の父と母が喧嘩している。母が殴られている。
声を出したら、自分がいることにお父さんが気付いてきっと私も怒られる。
だから、見ない、聞かない。

姉は、止めて!と叫んでいるが、怒鳴られている。
だから黙ってなくちゃいけないんだ。自分も怒られて殴られるから。

そして、また違う場面。
母と姉と3人で外にでて、父の興奮が収まるのを待っている。
草むらに隠れて、父の怒鳴る声が聞こえてくる。
しばらくして母は家とは違う方向に歩き出した。
真っ暗な夜の道。
アヒルの親子のように後を付いて行く姉と私。


忘れていた記憶ではない。
でも、催眠によって再体験して初めてわかった。
怖かったんだってこと。
怖い。怖い。怖い。
暗闇が。怒っている母が。
どこに行くかわからないことが。
とにかく怖い。

忘れていたのは、そんな気持ちや感情だった。

成人してから、よく友人にこう話していた。
大変だったのは私じゃなくて母だった。
父も寂しい人だった。
だから私にとっては大した事ではない。

そう思うことで、バランスをとっていたのだろう。
でも、私が押し殺していた自分の感情は、表に出る事もなく、ずっと溜まったままだったのだ。

暗闇で
「お母さん、どこにいくの?」と聞いても
「来たくなかったら付いて来なくていい」
と母。

そりゃ、怖い。頼れるはずの母からも拒絶されたのだから。

怖かったら母に抱っこしてもらったり、おんぶしてもらったりすればいいものを、お母さん大変だから甘えられない、小さな私はそんなことも思っている。

でも、今はそれも過去。
セラピストさんに、当時の母に今の私から何かしてあげたい事は?と言われ

母に出きることが浮かばず、しかも、母のためにする事に躊躇している自分。
それでも思い切ってイメージの中で手をつないで見た。
それ以上は出来ない自分、なぜ抱きしめてあげられないのか。

手を繋ぎ、その母の様子を感じてみると
とっても意固地になって頑な。
誰も信じてはいけない。一人でなんとかしてみせる。
そんな気持ちが伝わってくる。

そして、母も怖かったのだ。

私は、自分に愕然とした。
今まで、母の当時の気持ちを汲み取る事をしなかった自分に。
母も怖かったのだ。暴れられ、怒鳴られ、殴られて。
当たり前に考えればわかるはずの母の気持ちを今知り、そして、それほどまでに自分を守る事で精一杯だった自分にも気が付いた。

それでも母を抱きしめる事が出来なかった。イメージの中なのに。

母とはきっと何か深いことがあるのだろう。
それは、また違う機会に知ることができるかもしれない。

あの頃は仕方がなかった。そうするしかなかった父と母。そして私。
父は私たちには優しかった。

最後に父に抱かれて、「お父さん大好きだよ」と伝えてみた。
すると、父から感じるのは、あの真っ黒な奴の手の感触。
怖いという感情が奥底から沸いてくる。

そうだろう。
いつ殴られるかわからないからいい子でいなくちゃいけなかったのだから。

セラピストさんが
「その黒い奴とお父さんが違う存在だってわかりますよね。お父さんの本当の気持ちを感じてあげてください。」

すると父からは、言葉に出来ない無条件の愛。
愛おしい。
柔らかい子供を抱いて愛おしくってたまらない。
可愛いなぁ可愛いなぁ。。。

もう、すっかり出尽くしたはずの涙が噴出して止まらない。
こんなに愛おしいと思っていたのか。
父は子供の体の柔らかさを感じながら、自分の中の寂しさを紛らわせているようだった。
そんな父もも他界している。
今の自分に出きることはもうないし、今は父も幸せだろう。

父の愛をたっぷり感じ、初めの安全な場所に戻ると真っ黒な奴の体が変化している。

それまでは、思考も無機質だったのが有機的になっている。
体も柔らかく、どんどん広がっていく。

この存在は、自分が何者なのか思い出しているようす。

「この子(チャイルド)はあまりにも色んなことを周囲から感じてしまう。
そこからくる恐怖から守っていたのだが、あまりにも恐怖が多すぎて、自分自身が恐怖に取り込まれて一体何者なのか解らなくなってしまった。
思い出してきた。私は彼女(私)の一部、「守る存在」だ。
これからは彼女自身が私を自在に使い分ける事が出きるようになる。
必要なときはバリヤを張ればよい」
というような事を言っている。

そしてチャイルドを解放してくれた。

チャイルドは、初めて自分の足で大地を踏む喜びと、好奇心にあふれピヨピヨ歩いている。
私を見上げて
「何時の間にかこんなに大きくなって。
うんうん、力が入ってなくてふわふわしてて、気持ち良さそう。
どんどん、色んなことしてもいいんじゃない?
失敗してもいいじゃん」
と言ってくれた。
チャイルドは賢い。
そんなチャイルドもふかふかしていてかわいいぞ。

守る存在は、柔らかなバリヤとなって私を包んでくれている。
チャイルドは私の中にもどらず、今は手を繋いでいるのが丁度いいといっている。
母との距離感のようで面白い。

ほんわかと、セッションは終了した。


幼い頃、感情を押し殺し、いい子でいた。
愛想をよくしていれば怒られない。
そんなパターンが出来上がり、いつでも傍観者の役割を演じていた。
それが必要だったころはよかったが、成長するにしたがってそんな武器は必要ないのに、取り外せない。
自分を守る武器が、自分を苦しめていたのだろう。
それによって

なんでも自分のせいにしてしまう。
こんな事を言ってはいけないかもと過剰に気にしてしまう。
人に合わせて、yesマンになっていた。
人の顔色に合わせて行動する。
感情的な人が苦手。
大きな音が苦手で、音楽も好きになれない。
近年は暗闇が以上に怖かった。
等など・・・
いろんな要素が発生したのだ。

そんな象徴だった黒い奴も本来の姿に戻っていった。
これからは本当の意味で自分を守っていけるのかもしれない。

人間は原因がわかると納得し、納得すると行動できるもの。
過去の感情を放出し、当時の父と母の気持ちを感じた事で、意識の変革は起きている。
少なくとも暗闇は怖くなくなった。

「自分のせいになってしまう、と思ってしまうのはなぜか?」
これは、自分のせいと言われることや自分が攻撃される事への恐れからくるものでした。
そうして演じてきた私のパターンは、20代まで繰り返されたのです。
いい子でいる、嫌われないようにする。

私の中のふわふわで好奇心一杯のチャイルドは、もう自分の足で歩きたかったのでしょう。
もういらないよ。そんな鎧は。
そんなサインを私の中から送り続けてくれていたのです。

ヒプノセラピーでは過去の出来事も客観的に観察できるので、実際に体験したときよりも動揺もショックも軽く、問題解決も楽になるのです。
そして、感情を改めて放出し心を開放する事で過去やそしてそこから発生したものを手放すチャンスにもなります。

今回は、サブパーソナリティから幼児退行でしたが、ヒプノの奥深さは無限大なのでこれからも体験談をお知らせしていきます。





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Last updated  November 24, 2006 11:23:01 AM
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