居心地屋やまぢ　女将のブログ

私の昔話をします。
この仕事をしようと思ったきっかけに至るまでです。
まずは、大切な人との出会いです。

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大学を卒業して、私は印刷会社に就職しました。

その印刷会社には、聾唖者、車椅子、松葉杖、知的障害者など、障碍を持った方をたくさん雇用していました。

私は、聾唖者のゆきちゃん・車椅子のりかちゃんと、とても気があって仲良くなりました。


ゆきちゃんは、小学校３年の時に薬の副作用で聴力を失いました。
中途失聴のため発音はわかりやすく、ゆきちゃんの話は難なく聞き取ることができます。
ただ、私はその頃手話を知らなかったので、こちらからの話はほとんど筆談でした。
ゆきちゃんは私たちの口を読み取ることもできましたし、とても勘が良いので、私たちとのコミュニケーションはスムーズでした。
ゆきちゃんは背が高くプロポーションが良く、賢くてしっかりした性格です。
仕事は、ワープロやレイアウトです。
デスクは私の隣でした。


りかちゃんは、産まれつきの難病です。
普通学校に行っていた時期もあったそうです。
その頃は、まだ自分で歩くこともできていたそうです。
りかちゃんはとても明るく、可愛くおしゃれで酒飲みでした。
それでも、病気の故か、どこか壊れてしまいそうなりかちゃんを、私は大好きになりました。
仕事は、事務でした。


昼休みはいつも事務室で、３人でおしゃべりをしていました。

また私たちは、よく３人で中心になって遊びに行ったリ、居酒屋に行ったりしました。

会社の人たちと何人かで独身の人の家で鍋パーティーをしたり、持ち寄りパーティーをしたりして、りかちゃんも私も我を忘れて酔っ払ったものです。

会社の人に『生ゴミ以下！』と、よく言われていました。

『生ゴミは人に迷惑をかけないが、酔っ払いは人に迷惑をかける』そうです。


その頃迷惑をかけた皆様、ごめんなさい・・・

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トップページに、友人のHPのリンクを貼りました。
とても優しい友人です。
絵を描いていますが、絵もとても優しいのです。

娘のcocolimeに「ママはリンクの貼り方が下手だ！」と言われましたがめげません。
いえ、めげないというより、やっとかっと貼り付けたので、もうやり直すことはできないだけです。。。