311729 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

空間・計画研究所/An Architect

空間・計画研究所/An Architect

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

空間・計画研究所

空間・計画研究所

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

Jun , 2024
May , 2024
Apr , 2024
Mar , 2024
Feb , 2024
Jan , 2024
Dec , 2023
Nov , 2023
Oct , 2023
Sep , 2023

Recent Posts

Rakuten Card

Favorite Blog

お花がNGの病院が… New! あんずの日記さん

エイプ 通販 【ア ベ… ア ベイシング エイプさん
山田玲奈がグルメな… 玲奈03さん
GAOUJETS okafu2005さん
農地から畑を切り離… ofp7o8さん
”思い”の通りになる… Mac Nakataさん
うちなー(おきなわ… Taisyo_2008さん
何がある?-うさぎ仙… うさぎ仙人さん
澤山璃奈のブログ ゚*… 璃 奈さん
小娘みなせの写日記… 八代みなせさん

Comments

Mac Nakata@ いいこと書いてありますねぇ。 おっしゃる通りだと思います。
空間・計画研究所@ Re:写真見入っちゃいました。(11/08) Mac Nakataさん >11月20日だったかサッ…
空間・計画研究所@ Re:世界恐慌(10/03) Mac Nakataさん >日本は電気自動車や燃…
Mac Nakata@ 世界恐慌 日本は電気自動車や燃料電池車へ移行する…
Mac Nakata@ 写真見入っちゃいました。 11月20日だったかサッカー代表がカタール…
Penelopekn@ 続き 中国がどういう高速鉄道を欲するかで仕様…
Penelopekn@ その通り、そのしがらみはヤバイ お忙しそうで何よりです。 中国の新幹…
空間・計画研究所@ Re:あと1ついる(04/15) Penelopeknさん >「Liability」 Oxfo…
Penelopekn@ あと1ついる 「Liability」  日本語で責任と言えば…
Yutakarlson@ 美味しいエコ宅配 こんにちわ。ピザテンフォーのyutakarlson…
Apr 25, 2007
XML
地球レベルでの温暖化を含む環境問題は、

よくなるにせよ、悪くなるにせよ、

狭義の経済に変化を与える事は確かなようである。

環境問題が、CO2だけの問題ではなく、

資源=エネルギー=環境問題であることが、

物理学などのエントロピーの法則等、

科学的視点からかんがえてみると明らかになる。



資源=エネルギー=環境問題であることを認めると、

資源、エネルギーが絡んでくる訳であるから、

当然、狭義の経済によかれあしかれ

影響を与える事がはっきりしてくる。



CO2を減少させるということで、

最近バイオエタノール系の燃料に関心が集まっている。

バイオエタノールは、

緑色植物である穀物のデンプンから作られるのが

現時点で最も一般的な方法であるから、

食物としての穀物のデンプンから

燃料としてのデンプンが振り向けられることにより、

絶対的な穀物のデンプン量が多く必要になり、

その結果、穀物市場が高値で推移することになる。




一方で、緑色植物のワラや繊維等、セルロース系のものから

バイオエタノールやプラスチックを生み出す技術も、

穀物市場の騰貴により、実用化が進められ、

実現性が高まっている。

デンプンとセルロースという2つの原料ということで、

穀物市場が高値で推移し、

狭義の経済全体に活力を与えようとしている。



一方で、緑色植物市場を成り立たせるため、

田畑や灌漑や淡水資源というものの

市場価値が上昇することになる。



また、燃料資源のバイオ化と

CO2の削減という行為自体により、

石油=石炭などの化石燃料資源の利用率が低下し、

それにともない、市場価値も低下する。

化石燃料資源の市場価値の低下は、

バイオ系の燃料=資源への転換に

ブレーキをかけるものであるが、

CO2を増やすことに歯止めをかけることで、

需要を減らさざるをえないことになる。

ここにいたると、温暖化が、

19世紀以来の人間活動の影響であり、

CO2などの温暖化ガスの増加の影響であるかどうかは

狭義の経済にとってはどうでもいいことであり、

新しいタイプの経済を動かす原因になることだけは、

はっきりしてきたことになる。



ECなどは、この事に早くから気づいており、

環境問題や、資源=エネルギー=環境問題に

抵抗するための、規制などの歯止めをかけることで、

環境が改善されるのみならず、

新しいタイプの経済の流れがおきることを

シナリオにのせ、実行しようとしているようである。

排出権取引なども、環境問題がおきるまでは、

全く価値のなかったものに、

新たなる価値を与えたものであり、

環境技術の発展による新たなる価値の開発と

両輪をなすものである。



こうした流れから、一歩引いていたアメリカも、

この新しい狭義の経済の流れに

取り込まれようとしており、

密かに進められていたと思われる、

民間レベルでの新技術などのシナリオも

じょじょに明らかにされようとしている

のではないだろうか。



こうした、新しいタイプの経済の流れの中で、

いまひとつ躊躇して、踏み切れないのが、

かつての自称環境先進国であった日本である。

ここで、いつまでも躊躇していては、

かつてのバブル崩壊後の日本のように、

世界経済のお荷物になることも考えなければならない。

環境問題、そして、資源=エネルギー=環境問題が、

新しいタイプの狭義の経済のきっかけであることに

はやく気づいて、日本の政府にも、先手をうって

すみやかに行動を開始されることを望む次第である。




環境問題、そして、資源=エネルギー=環境問題

に対する、世界の中での共通の解釈を

先導することが、

新しいタイプの狭義の経済をリードすることになるのである。




そして、新しいタイプの狭義の経済は、

やがて、物欲や金欲に支配されない、

物的福祉から心的福祉に発展的移行する

広義の経済としてデザインされなければならないだろう。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Apr 26, 2007 12:46:22 AM
コメント(0) | コメントを書く


Freepage List

Headline News

Shopping List


© Rakuten Group, Inc.