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テーマ:ワイン大好き!(30890)
カテゴリ:建築・都市・建築家
新潟県中越沖地震で、 原発が停止するという、とんでもない事態が生じている。 日本の電力政策に大きな影響を与えることは必至である。 一方で、生産物流の寸断により、 自動車部品大手のリケンからの供給が途絶えたため、 自動車部品メーカージャトコが生産を休止し、 日産、ホンダ(二輪、四輪共)、スズキ、MAZDA、三菱 などの生産が休止しつつある。 日本の自動車の発展は、 俗にトヨタ方式などとよばれるような、 ITにようる受注を駆使した、 オンデマンド(発注による生産)の システムにより、在庫を最小限にすることで 達成された側面がある。 平常時はそれが機能し、経済性の高い 使用者の要望に添った車造りを達成していた。 しかし、ひとたび、災害により部品の生産物流が 滞ると、ストックの部品の少なさから、 工場全体の生産ストップの危機に面する事になった。 そもそも、地球レベルの環境問題に影響を与える恐れ があるほか、オーナーの個人的希望に沿ってはいるが、 本当にいい車などの普及には向いていない オンデマンド方式は、考えなおさなければいけない 時期に近づいているのかもしれない。 各クラスの名車と言えるものだけに生産を集中し 常時或程度の部品在庫を確保し、 オーナーの趣味的な趣向をめざしCO2を多く発生するような オンデマンドの限界を示しているのではないだろうか。 これからは、ニューヨーク近代美術館(MOMA)に 保存される様な、良いデザインの車等に専念し、 部品が災害などで不足しない程度に 分散補完される様な方法の方が すぐれたシステムになる(戻る) 時代がくることが、予想できるのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 19, 2007 12:42:13 AM
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