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カテゴリ:韓国
韓国と北朝鮮間の第2回首脳会談1周年記念式典(10.1)で韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領は、北朝鮮の立場を代弁・擁護する詭弁を弄した。盧前大統領は特講で、在任5年間の間中、アメリカの反対を押し切って親北朝鮮・反米的外交・安保政策を推進して来たと、誇らしく演説した。
盧前大統領の演説を要約すると、次のようになる。 1.韓米軍事訓練を最大限に縮小するように努力し、6カ国協議では北朝鮮の立場を最大限に支援した。 2.北朝鮮内部の急変事態に備えた作戦計画5027と5029に対して、「アメリカは提案したが、私たちは断ったので成立しなかった」 3.PSI(大量破壊兵器拡散防止構想)は最後まで受け入れなかったし、MD(ミサイル防御体制)の話は初めからしなかった。 北朝鮮のミサイルや核実験のような事態が展開されており、国際社会が同問題を解決しようと努力していた時、韓国は事実上、北朝鮮を支持して核開発を援助した。後に統一されたら、核を手に入れることができると安易に考えていたのだろうか。指導者の発想とは想像し難い、国家の主権と安保に対する自害自損である。 しかし、盧前大統領が知らないことが一つある。親北朝鮮反米反日主義で一貫した政治に反対をした国民によって、大統領選挙で盧前大統領が率いる与党は、韓国大統領選挙史上、最大の格差で敗れてしまった。この敗北の最大原因は、即ち、盧前大統領と親北朝鮮、社会主義思想にある。 彼はまた、理解し難い発言もした。 「韓・米・日の協力関係を強調することは、北朝鮮と中国、ロシアとの関係を悪化させる不必要な行動である」 彼は日本と韓国、アメリカの協力関係は必要ないと思っているようである。彼の視点が如何に反日、反米主義で、親北朝鮮的だったかを、よく見せている内容である。 私は個人的に、韓国の李明博大統領に希望を持っている。思想的に盧武鉉と李明博は正反対である。日本とアメリカを見る視角も、北朝鮮を見る視角もそうである。日本との関係や北朝鮮問題の解決に関して言えば、今まで、盧武鉉よりは李明博がより合理的な判断をしていると信じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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