カテゴリ:クルマ関連
せっかくハイパワーなアンプとスピーカを入れても、なかなか思ったようにいい音にはなりませんね。カーオーディオは本当に複雑。
これまで低音のボワボワ音に悩まされてきて、これは周波数でいうと100~110Hzあたりの共振であることは分かってきていました。 共振を防ぐには、ドアパネルに制震材をはって、制振加工するのが一般的な方法みたいです。 制振材としてはレジェットレックスが定番です。これはアルミテープにブチルゴムを貼ったもので、優れた制振効果を発揮するらしいです。 【カード決済OK】【在庫あり】デッドニング用 レジェトレックス(制振材) 特大サイズ 1000mm×500mm 何でこんなペナペナなテープが制振効果を発揮するんでしょう? 調べてみると、実はアルミテープは単なるベースで、制振効果を発揮するのは実はブチルゴムの方のようです。これが優れた震動減衰効果を持つらしい。 ところがレジェットレックスの制振周波数特性みたいなの見ると、低音にはあまり効かないようです。まあ、軽いからね。 低音の振動を抑えるには、やはり「質量」が重要だってことみたいです。 つまりは昔から言われているように、やっぱりホンダ車は鉄板が薄いのでしょうか? それはさておき、質量が効くということであれば、相対的に質量の大きなドアパネル(鉄板)に制振材を貼り付けるよりも、むしろ軽い内装材(プラスチック)に貼り付けたほうが効果的じゃないか、という気がします。 ということで、デッドニングの常套手段である制振材貼り付けは、ドアパネルへではなく、内張りの内側に施工し、共振周波数をずらす方向で考えてみました。 質量を持たせるためにはやっぱり重い鉛が一番、ということで、1mmの鉛シートを内装内側に貼り付けることにしました。貼り付けには、多少なりとも制振効果が期待できるブチルゴムの両面テープで貼り付けることにしました。 送料込【送料込/北海道・沖縄・離島除く】防音工事に!最高の遮音性能本格プロの鉛シート0.3mmソフトカーム A-1 切売り 2m0.3mm×940mm×2m これにレジェトレックスを貼っておけば完璧でしょう・・・といいたいところですが、レジェトレックスは思いのほか高価です。そんなものバンバン買えるほどウチは余裕がありません。 レジェトレックスの制振効果はブチルゴムが発揮しているということでした。・・・だったら、ホームセンターで普通に売ってるブチルゴムのアルミ防水テープとかでもいいんじゃね? 5250円以上送料無料!【ニトムズ】ニトムズ 防水アルミテ-プ(ブチル)KZ-10 G0060【テープ製品/気密防水テープ】【TC】【TN】【RCP】 spr05P05Apr13 全然安いし。厚みは無いですけど。これをホームセンターで買ってきて、気になるところに貼り付けてみることにしました。 まずは気になる低音のボワボワ音を鳴らしおいて、内装材が良く震えている場所をあらかじめマーキングしておきました。 私の車の場合、スピーカーネットの斜め上、パワーウインドウスイッチとの間のあたりがよく震えていました。 内張りを外し、マーキングした部分の裏側に1mm厚の鉛シートをブチル両面テープで貼り付けました。ブチルアルミ防水テープも所々張りました。 1mmの鉛は柔らかく、施工はとってもラクです。とはいえ、有害なので舐めたりしないように。普通に触っている分には問題ありませんが、作業後にはちゃんと手を洗いましょう。 施工後は、内張りはそれなりに重くなりました。ドアが下がるほどではないと思いますけど。 叩いてみると、作業前コンコンだった音が、作業後は、コンコンになりました・・・ん?あまり変わってない? ともかく内装を戻して実際に聞いてみると、低音のボワボワ音はそれなりに抑制された感じはします。 まあまあ効果あったんじゃないかな。音量上げても前よりムダに響いている感じが抑えられて聞きやすくなりました。 なぜか、ドアを閉めたときの音がボフンッってなって、ちょっと高級になった気がします。 今回鉛を貼り付けたのは内張りの内側ですが、実は小物入れの手前側の壁も重要なビビリポイントになっているみたいなんですね。 小物入れの内側にも鉛板貼り付けるか?どうしよう?? ではごきげんよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.04.04 22:50:13
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