テーマ:住宅コラム(1784)
カテゴリ:住宅関係
うちの家の外壁を塗装しました。
色を何にするか非常に悩みました。 今まではクリーム色だったんですけど、最近の流行りを反映して、ちょっと白くしました。 色見本を見ると、確かに違うけど似たような色がいっぱいで、どれを選べばいいのか分からない。 塗装屋さんといろいろ相談した末、当初思っていたのよりも濃い色で塗ることになりました。 濃すぎるんじゃないかなと心配していたんですが、塗装屋さんのカンを信じることにしました。 で、いざ塗りあがってみると、思っていたのよりも白い。今までのクリーム色よりかは確実に白く、ほぼ希望通りの色でした。 やっぱり職人さんってすげえな。 家の塗装色って、本当に難しい。 朝と昼で違って見えるし、晴天と曇天でも違う。さらには隣の家が濃い色か薄い色かでも違う。 CGシミュレーションとかあまり意味無いかも。大まかにはつかめても、微妙な色の違いまでは再現できないんじゃないかな。 色合いを正確に想像できて、確実に雰囲気を客に伝えられる職人さんのほうがやっぱり信頼度は高いかもね。 これ全部同じ色だもんね。 時間帯によって違う。 こういうのもVRで再現できるようになったらすごいけど、無理なんじゃないかなと思う。 色の世界って極めて人間的、情動的で、カラープロファイルを合わせればいいってもんじゃないような気がする。 【楽天リフォーム認定商品】【コミコミプラン】●外壁塗装パックセラミックシリコン塗装・建坪25坪前後壁面積130〜160平米(平方メートル)のお家 なんか最近思うんです。 人工知能が発達して人間の仕事を奪うって言われてますけど、でも多分、全然違ってるんじゃないかなって。 人工知能万能論は、ニュートン力学が全盛の時、運動方程式で世界のすべてが記述できると思われてたのと同じなんじゃないかな。 量子力学の開発により、未来は確定的に記述できないことが明らかになったように、同じように人工知能も万能ではなく、実は意外と適用できる範囲が狭くて、人間の近似にはなっても代替はできないんじゃなかろうか。 チューリングテストなんてのは、紙がサイコロを振るのか振らないかのと同類の議論で、現代ではまだ見えてない深遠な精神世界があるような気がする。 相対性理論で時空が再定義されたように、物質(無生物)と精神(生物)の関係も相対的になり、関係性が再定義されるのではないだろうか。 現実だか仮想現実だか分からなくなるような世界では、ヒトの精神性と物理法則が融合した新しい秩序があるのかも。 何書いているのかよく分かりませんが、家の外壁の色一つとってもこんなに表情豊かなんだから、世界は極めて複雑でアナログなんだなと思ったわけです。 と同時に、職人さんの仕事って、なくならないんじゃないかって思ったわけです。 ではごきげんよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.06 23:41:13
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