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フィギュアスケートの全日本選手権はなぜか見てしまった。代表も決まった、それまでにはかなりいろんなことがあった。浅田真央が年齢制限によりオリンピックに出場できないこと。年齢制限は、若いうちから肉体強化をしては医学的に問題があるという見地から日本も同意してのこと。でも、確かに子どもの頃に不適切な強化は問題があると思うが、肉体的には問題があっても技術はいくらでも高めていける。それですばらしい演技ができれば問題はないのではないかと感じるのは私だけではないだろう。子どもでも大人顔負けのプレーをする選手はいろんな競技にいる。卓球の福原愛などもそうだろう。人間の成長や肉体は個人差があり、それを年齢という枠で縛るのはいかがなものか。要はその選手に合わせた適切な育成であって問題ではない。そう感じる。あとは安藤美姫の選出である。オリンピックの選考は過去2年間の総合を鑑みて決めるらしいが、ここ1年の安藤の成績は良くない。一方中野はここ1年で目覚しく伸びた。ここ1年だけを見たら安藤より中野の方がポイントが高い。安藤は昨年のツケで選ばれたようなもの。協会も「4回転が決まれば」という前提で選考したことを認めている。いわば協会が「賭け」に出たのだろう。またいろんなところからの圧力もあったと考えるのは行きすぎだろうか。安藤は社会的に注目を浴び、フィギュアをここまで注目させた要因でもある。民放各社もゴールデンで放映する力の入れよう。また、トヨタ自動車に内定が決まっており、そこへの面子を立てた感も否めない。オリンピックが純粋に選手のパフォーマンスで盛り上がるのが本来なのだが、企業の力が大きく働いているのも否めない。これが近代オリンピックの姿か。
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Last updated
Jan 5, 2006 01:28:36 PM
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