テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:ホームヘルプ的日常にある試行錯誤
ここでは何度か登場した方のホームヘルプ(→今まで)。
行動援護に該当する方なので、予防的対応や見守りなどの支援が必要。 (支援内容については→「行動援護」について) 今日は散歩。とにかくからだを動かして欲しいとのこと。 昨夜、いろんなパターンをシュミレーションしていたが、 基本的にスタッフさんから聴いたパターンで行こう と思っていた。 が、初めてのパターン。 どれほどのペースで歩けるのか、やってみないとわからない。 で、歩きながら、携帯の乗り換え案内を確認し、昨夜メモしておいたパターンと照合。 すると、ひらめいた 当初行こうと思っていたラーメン屋とは別のラーメン屋に変更し、 乗り換えがスムーズに行き、見事に公園にて充分散歩できた。 帰りも巡回バス、電車等の乗り換えがタイミング良し。 ご本人もニコニコされていて、穏やかな春のひとときとなった。 時折、こういうことがある。 ひらめくのである。私は勝手に神が舞い降りたと思っている(笑 でも、このひらめきの背景には、 準備やイメージ、経験値があって、それが脳内で複合的に処理されて「ピン」と来る と思っている。別に茂木健一郎ではない(爆 一昔前は、福祉の仕事は職人気質で、支援内容は先輩の背中を見て覚えるもの と言われていた。つまり「勘」は言葉には出来ないと。 でも、今覚えば、自分の仕事が言語化できないだけのことで、怠慢だったと思える。 確かに「勘」や「ひらめき」はあるし、必要だと思われる。 でもそれには、理由があるし、勘を勘のまま、ひらめきをひらめきのままにしない。 今回の「ひらめき」も、事前に調べておいたシュミレーションに、 電車の時間や名鉄かJRか、巡回バスの時間、駅からラーメン屋の距離、歩く速度を加えながら、よりベターな過ごし方を考えていた中で「ピン」ときた。 複雑な点と点が繋がったその時、「ひらめき」になる。 ただ、今回の課題。 ご機嫌で過ごされたのは良いことなのだが、気分が高揚している。 散歩はかなりの時間、距離を歩いた。 つまり、 ・からだが疲れて眠れるのか ・気分が高揚して眠れないのか ということ。 その点はご家族とも難しいよねぇ、別に悪いことしてるわけでないしと。 その点は私も頭に入れながら過ごしていたが、結果を見ないとわからないので難しい。 ホームヘルプ中に、楽しいことをして過ごすことは良いことだが、 大事なのは、ホームヘルプが終わった後。 その後どうだったかまで頭が及んでいるかいないか。 やりっぱなしではいけないとつくづく思うのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2007 11:12:45 PM
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