テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:ホームヘルプ的日常にある試行錯誤
ここでは何度か登場した方のホームヘルプ(→今まで)。
4月より施設に通い始めた彼 行動援護に該当する方なので、予防的対応や見守りなどの支援が必要。 (支援内容については→「行動援護」について) 前日から雨が降るか降らないか微妙な天気。 一応曇りということで、東山動物園へ。 やや感覚が過敏になっているが、許容範囲。 写真カードを利用しながら、混雑する電車内も乱れることなく過ごせる。 私と彼で動物園に行くのは初めて。 なので、彼がどんな風に動くのか様子見。 以前に支援に入っていた方から、スカイタワーを見ているのでは?と聞いていた。 やはり、スカイタワーを見ている。 でも、写真カードはキリンの写真。 すると、キリンの前でしばらくずっと見ている。 なるほどー、キリンだからキリンだよねぇ、 とあまりのリンクさに少し微笑ましいかった。 でも、その理由が写真カードにあるのなら、それは居たくて居る訳ではない。 それよりもスカイタワーを見ているので、スカイタワーの写真に変えて、移動。 笑顔満載だったが、上ることはなかった。 パラパラと雨が降るので、移動。 栄に着くと雨は止んでいる。 歩いて、名古屋市科学館へ。 ここも、ニコニコで過ごす。 やはり、触れるというのがいい。制止することが殆ど無いから。 そして歩いて名駅に歩いて移動。 時間的に、マックかどこかで軽食ぐらい挟むのが良いだろうなぁと思いつつ、 かなり電車の時間が迫っていたので、駅ホームのうどんを食べて、混雑した電車で帰宅。 雨は本降りになっており、お母様から携帯にバス停に迎えに行くとの連絡。 彼との週末余暇支援は、殆どが始めての場所となる。 しかも、名古屋市科学館は、私自身が始めて行く場所。 結構なチャレンジなのだが、それでも行けるのも、彼の状態や様子から判断したこと。 乱れる度合が大きければ、また過ごし方は変わっていたかもしれない。 初めてのことというのは、分からなさもあるけれど、発見の宝庫でもある。 そうやってお互いの経験値を増やしていくことで、配慮すべき点が分かってくる。 そうすることで、より余裕を持って支援に入ることができる→検証ができる。 基本的に軸は彼にある。 なので彼がスマイルで過ごせる時間を共にできればそれに越したことは無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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