テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:ホームヘルプ的日常にある試行錯誤
今日は、度々登場している方のホームヘルプ(→今まで)
行動援護に該当する方なので、予防的対応や見守りなどの支援が必要。 (支援内容については→「行動援護」について) 1ヶ月ぶりの彼との時間。 私となら名駅に行けると期待していた様子。 だが、親御さんは、こんなゴールデンウィークの人混みの中に連れて行って頂くのは大変だろうととても申し訳なさそう。 でも、ここ最近の彼の様子から、おそらく大丈夫だろうという私の推測。 なのでゴールデンウィークだろうが、名駅へ。 電車は、急行電車はやはり不安要因の一つなので、 行きはJR、帰りは名駅から普通電車で座席を確保する。 聴覚過敏と言うことなのだが、最近の名駅は耳を塞ぐことがあまりない。 余程、デパ地下のお店とかは耳を塞ぐが、それ以外の地下街は耳を塞がない。 とても安定して過ごしている。 彼の聴覚過敏の今の特徴として、 1.ハッキリとした音(サイレン、スピーカー、売り子の声など)は苦手。 2.ザワザワとした、際立って大きな音がしない、音が音同士で紛れているような状態は平気。 のように感じる。 あと感じるのは、実は彼自身が慣れてきているというのもある様に思える。 よく社会不安障害(SAD)の精神療法で、 あえて自らの不安の場所、場面に曝すことで、 不安症状を押さえるという曝露療法がある。 →社会不安障害総合情報サイト・SAD NET/治療法について それに似ているように感じる。 徐々に不安を和らげる方法を開発したことで、 今や騒々しいであろうと思われる名駅でも安定して過ごせる。 そんな風に感じた。 人混み、行列のミッドランドスクウェアのスカイプロムナードも全く持って平気だった。 私は医師でもないので、仮定でしかないけれど、 彼の行動を見ていると、そんな風に感じる。 また次回が楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2007 10:13:44 PM
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