● 小学校読み聞かせ ●
今日は、小学校の読書週間最終日なので、今日で春の読み聞かせが終わりました。読書週間だけ、朝8:30~8:45に読み聞かせの時間があり、ボランティアのお母さん・おばあちゃんが好きな本を自分で選んで読みます。今日は2年生のクラスへお邪魔して、3つのお話を読んできました。●「うんちしたのはだれよ!」著者: ヴェルナー・ホルツヴァルト /ヴォルフ・エルブルッフ 出版社: 偕成社 ISBN:9784039611307 本体価格 1,300円 (税込 1,365 円) 声色を変えると、とっても面白おかしくて、我が家の娘達はゲラゲラ笑い転げるのですが、さすがに学校では普通に読みました。「うんち」ネタならば、子どもの興味をひきつけるのに心強いのですが、2年生となると、少し子どもっぽいと感じる子どももいて、何となく微妙なウケの、クラスの雰囲気でした…。●「とらとほしがき」 著者: パクジェヒョン /大竹聖美 出版社: 光村教育図書 ISBN:9784895726580 本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 今回私が読んであげたいと思っていたこの本、絵も素敵なの!韓国の昔話なんだって。子ども達は「次はどんな話の展開になるんだろう!?」と、食い入るように聴いてくれました。うれしいねぇ~☆●「日本昔話百選」から ”だんごムコ”著者: 稲田浩二 /稲田和子 出版社: 三省堂 ISBN:9784385361512 本体価格 1,700円 (税込 1,785 円) こちらは、地方の方言そのままで書かれた昔話集。時間がちょっとだけ余ったので、2ページしかないこの話を読むことに。絵がないので、私がただ読んだだけなのですが、まず「方言」という聞きなれない言葉づかいに、子ども達は真剣に耳を傾けてくれました。話がよーく分かるわけではないのでしょうが、言葉のリズムや雰囲気がいいのよねぇ。昔話って。あっという間に話は終わり、子ども達は「?」と我に返るの。昔話は空想の世界に意識が入り込んでいくので、「おしまい」の合図で、通常の世界へ戻ってくるような感じです。話がよーく理解できたかどうかではなくて、本をきっかけに空想の世界で自分で話を盛り上げるという経験を積むことが、大切な気がします。本当に熱心に聴いてくれた子ども達に、心からの感謝を!!!