すぽーつアメリ缶

昨日買った、日刊ゲンダイから。週末特別版1面から2面にかけて。
心配された通りの展開になってきた。市場が「アベノミクス」に浮かれている間にモノの値段が急速に上がり始めている。
ガソリンは10週連続で値上がりし、灯油も11週連続して上昇。灯油の店頭価格は18リットル当たり1821円と4年3ヵ月ぶりの高値となっている。小麦も4月から10%値上がりする。
「ガソリンや灯油だけでなく、電気代も含めて生活必需品がジワジワと上がり始めています。昨年11月と比べるとスパゲッティの消費者物価指数は94・ 3→106・8へ。即席麺は97・7→98・7といった具合です。生鮮野菜も93・3→106・2と高騰しています」(民間シンクタンク研究員)
物価が上昇しているのは、アベノミクスによって「円安」が進み、輸入価格が高騰しているからだ。昨年11月、1ドル＝80円前後だった円相場は、1ドル＝92円90銭まで10%以上も「円安」が進んでいる。モノの値段が1割高くなっても不思議じゃないのだ。

インフレ2%、が目標のアベノミクス。しかし、アベコベノミクスですから、それは達成されても以下の通りにはなりません。

国民が望んでいるのは、景気が良くなって→賃金が上がり→消費が活発になって→その結果モノの値段が上がっていく、というものです。ところが、安倍首相は 最初にモノの値段を上げようとしている。給料が増えないまま、物価だけ上昇したら、国民生活は苦しくなるだけです、と経済評論家の広瀬嘉夫氏も言うとおり です。

ゲンダイの記事の締めは、こうです。

安倍内閣は「生活保護費」を大幅にカットするなど、弱者のための政策も容赦なく切り捨てている。力のない庶民は虫ケラ扱いである。大新聞やテレビは「アベ ノミクス」を絶賛し、何も知らない国民もノーテンキに安倍内閣を支持している。しかし、いずれ近いうちに「安倍のミスク」の実態に気づかされるだろう。そ の時は地獄の苦しみを味わわされているはずだ。

当たらなければいいんですが、確率はかなり高そうです。だから言ったじゃない、去年暮れの総選挙でしちゃあいけない判断だって…
私？別に困りません。自分勝手に生きているだけですから。家族？いますよ。でも、ウチの家族が受ける被害なんて高が知れています。そうでない方々、臍をかんでも遅いと思います…