うつくしまスポーツルーターズは、福島県のスポーツシーンをささえるスポーツボランティアを行う会員450名の団体です。
http://www.rooters.jp/ その事務局スタッフのスポボラな日々を綴ります。
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![]() 東京2020のボランティア募集が来月に迫り、急にボランティアの話題も増えているように思います。 話題になっているこの記事ごもっともだなぁ!よく書けてるなぁ!と感心します。 でも、でも! スポーツボランティア専門のNPOとして言わせてください。 オリンピック・ボランティアは、この後の時代に向けて、スポーツボランティアが「ささえるスポーツ」として誰もが楽しめるスポーツとのかかわり方を日本中に広める絶好の機会だと思うのです。 人気のビッグイベント(東京マラソンとか)だけでなく、1度切りの世界的イベントや地域の宝にもなるプロスポーツ、そして毎週のように地域で開催される小さなスポーツイベント。私たちはそういう様々なスポーツイベントを日常的に支えています。年間100以上のイベントでのべ700名くらいがスポーツボランティア活動を楽しんでいます。 このように継続するために大事なことは、「ささえる楽しさ」があるということです。お金に替えられない喜びがあるということです。それは主催者側がただ「手伝ってもらう」という感覚では絶対に生まれません。主催者、選手、観客、そしてボランティアの間にお互いを思いやり、どうすればよいスポーツイベント運営がなされるか、工夫を続けるからこそ生まれる楽しさだと思うのです。 オリンピックを機に、たくさんの人がスポーツをささえる楽しさを知り、様々なスポーツイベントがスムーズに運営されるようになるといいなと切に願います。 さて、オリンピックのボランティアの条件が厳しすぎるという意見があります。商業イベントということを考えればごもっともな意見だと思います。ただ、この条件だと誰もできないか?というとそうではありません。 子育て一段落し、子どもの部活追っかけが終わってしまってちょっと寂しい思いをしているお母さん!仕事をリタイアして地域デビューにちょっと気恥ずかしさを感じているおじさん!まだまだ元気にウオーキングやスポーツジム通いを楽しんでいるおじいちゃん、おばあちゃん!かつて海外との交渉でジャパニーズイングリッシュを使いこなしていた老紳士!たくさんいるじゃないですか! ボランティアは自分の持つ知識や技能を社会に還元する活動です。学生だけでは成り立ちません。経済活動に邁進している世代に無理してやってもらう必要もありません。 高齢社会ニッポンの強さ、たくましさを世界に見せてやればいいじゃないですか。 そして気概のある学生や若者はぜひ、シニア世代に食らいつき、学び、支えてください。必ず何かが手に入ると思います。お金に替えられない経験です。 さあ!シニア世代よ、立ち上がろう! 9月9日(日)福島市・あづま総合体育館にてスポーツボランティア初心者研修会を開催します。 ぜひご参加ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.21 16:38:41
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