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うつくしまスポーツルーターズ事務局日記

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2017.12.27
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スポーツの楽しみ方を「する・みる・ささえる」と表現することがあります。つまりスポーツは、支える人にとっても楽しいものだということでしょう。たとえば監督やコーチ、トレーナー、チームスタッフ、これらの人たちも「ささえる」側です。もちろん無償ではありませんが。この人たちが楽しいことは十分に想像できます。やりがい満載ですからね。

いわゆるスポーツボランティアの守備範囲の多くは、スポーツイベントの運営補助です。すでに「なくてはならない存在」だと思います。ではこの活動のどこに「楽しみ」があるのでしょうか。

 先日、秋田で東北スポーツボランティアサミットという行事に参加してきました。そこで「なぜボランティアするのか」という基本中の基本をみんなで考えたのです。だいたい下記のような答えだったと記憶しています。

1.    スポーツの場に参加できる(アスリートの近くにいられる)

2.    選手や観客からありがとうと言われる

3.    仲間ができる

4.    地元愛

 いずれもその通り、ではありますが、大事な自分の休日を使ってまで無償でやるには少し弱い気がしませんか。オリンピックであれば、そのお祭りに参加したいという強い動機が生まれるでしょうが、日々のボランティア活動はそこまでなかなかモチベーションを保つのは難しいのが現実です。チームからしても、「手伝ってもらいたい」ような「チケット買ってみてもらいたい」ような微妙な揺れが感じられます。本来チケットを買って見に来ることもチームを「ささえる」ことですよね。

 だからこそ私たちルーターズは、スポーツボランティアを「いつでも、やりたい時にそこにある」身近なもの、誰もが「今日はサッカーの試合でも見に行くか」と同じくらい気軽に「今週末は○○チームのボランティアでもしてくるか」ってできるような「文化」にしたいと思っています。やる人が多くなれば、疲弊の代わりにボランティアできた日の喜びが手に入るはずです。

 現状はなかなかそううまくはいっていません。どこの県のどこのチームも同じような悩みを抱えているようです。

 福島で、少しでもスポーツボランティアを知る人が多くなれば!というのも、「Jヴィレッジで東京2020のボランティア研修や後夜祭を開催したい!」と思う理由の一つです。

 オリンピックもそうですが、プロ球団にしても、ワールドカップにしても、私たち一般の人がその運営に関われる唯一の窓口として「スポーツボランティア」というものがあります。私自身ルーターズ事務局を仰せつかっているものの実際にボランティア活動を行うのは1年に3回くらいです。これまでは自分の子どもの部活応援の方が優先でしたし、もちろん家族や仕事、自分の趣味など他にも時間を使いたいことはいっぱいあるので。それでも、ボランティアに参加すると毎回「満足感」を得て帰ります。

1.    夜のビールが美味しい!(たぶんこれが一番!)

2.    その日の観客数とか報道の扱いとか、普段気にならないことが気になる(チームの一員感?)

3.    気持ちのリフレッシュ!若返り!(スポーツならではの魅力です)

4.    心地よい疲れ→爆睡(これ、貴重)

どうでしょう? 休日を使っただけの甲斐はあると思いますよ。毎週はちょっと無理ですけど。

 ラグビーW杯のボランティアは4月、東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティアは夏ごろから募集の予定です。ぜひこれを機に、スポーツボランティアにちょっと足を突っ込んでみませんか。

 決まった人だけがすごく頑張ってやる活動よりも、たくさんの人が少しずつ関わって続く活動の方がきっと面白い広がりのある世界を描けると思います。福島の復興も、県民誰もが願っていることなので、少しでも多くの人が関わり、発信者となれる「復興イベント」ができないものでしょうか。これまでもたくさんの方が「復興への想い」を形にするべく様々な活動を行っています。本当に尊敬します。もし可能であれば、そういった皆様が「復興五輪」という世界へ発信できる可能性を持ったイベントに、福島県民の声を終結させられないか、夢を描いています。







 






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最終更新日  2017.12.27 20:05:09



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