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2005/03/26

[LIVE]前田日明　HERO'S

(2)

テーマ：格闘技・プロレスを語ろう(1516)

カテゴリ：格闘技

ついにこの日がやってきました！前田日明復活祭です。こんな記念すべきイベントにふさわしく、リングサイド12列目、舞台前の席で観戦しました。真後ろが舞台で、その両側が選手入場ゲート。出場選手を目の前に見られました。これで1万円なんて、安すぎです。発売前にぴあ店頭の並んだ甲斐がありました。

大会の開会は、前田日明の挨拶から。もうのっけから、前田コールが始まりました。そして古田リングアナのコールから、"THEME of RINGS"で全選手入場。もうこれだけで、僕の中の"前田日明RINGS"は復活です！

第1試合☆　RINGS-KOK準優勝のヴァレンタイン・オーフレイムの登場でヒートアップ。KOKで爆発したパワーアキレスが久々に炸裂！しかしオーフレイムらしく(?)、大山に切り換えさえれてタップアウト。しかし、これがRINGS。

第2試合は、五輪レスラー宮田が登場。しかしテイクダウンで上を取ったまでで、その後の展開がなく、未知の実力者シャファーに判定負け。宮田には、グラウンド技術の向上に期待。

第3試合☆　今日のメイン、宇野薫vsヨアキム・ハンセン。期待以上の好勝負になった。そして結末も突然に。残り12秒でハンセンの膝蹴りをもろに喰らった宇野が失神KO負け。宇野には残念な結果だったが、試合内容に大満足。やはりこの試合は、中量級最高峰の戦いだった。

第4試合☆　入場時のパフォーマンスで観客を魅了する須藤元気。そのパフォーマンスを目の前で見られただけでも良かった。試合は、総合初経験のラモン・デッカーだけに、須藤が簡単に勝ってしまった。次はハンセンと戦って欲しい…。

第5試合☆　グッドリッジとアラン・カラエフの腕相撲対決。カラエフはリングスらしい選手だった。そしてパワーだけでは勝てず、剛腕に屈してしまった。カラエフのセコンドが印象的だった。｢オレがやったら勝てる｣とでも言ったのだろうか?

第6試合☆　僕に似てる(?)、中量級最強のBJペンが登場。しかし相手が重量級のLYOTO。ペンの技術も体格差には勝てず、判定で敗れてしまった。

第7試合☆　ヒーリングの自爆により早々と試合が終わってしまった。

第8試合☆　下中央の写真は、サップのKOパンチ。サップの単純な動きのため、ベストショットが撮れました。キムが負けたのは残念だが、これから経験を積めば、面白いと思う。


ボブ･サップの入場シーン	☆サップのKOパンチ☆	チーム･バンナ

第9試合☆　この試合、100％秋山が勝つと思っていた。いきなり組み付き、テイクダウンを奪った時には、勝利を手中に収めたと思った。しかし、バンナに凌がれると、逆に膝蹴りでKOされてしまった。やはり体格差が大きかったのだろうか?スタンドに戻った秋山の表情に疲労が感じられた。秋山のセコンドには、清原の姿がなかったのは残念だった。

さて、この大会で"HERO"は誰なのか?残念ながら、日本人で勝ったのは大山と須藤のみ。内容面を加味すると、ヒーローは出現しなかった。しかし、忘れてはいけない。今日のヒーローはこの男、前田日明だった。