|
カテゴリ:カテゴリ未分類
太平洋沖地震は酷いものだった。
14時45分頃初期微動が起こり、10秒から20秒後に大きいのがきた。 何が酷いかと言うと、その継続時間である。 揺れ始めて、本棚とテレビが倒れるんじゃないかと思うくらいで(1階だったからか、本棚の下はぎっしり本が埋まり、上はCDと軽いものだったからか結局は助かった。)、それがなんと10分以上続いたのだった。 15時を過ぎても大きい余震があったりで、身動きがとれず、20分は様子見した。その間、部活での安否確認や、幸いにもモバイルノートとイーモバだったので、情報収集した。 で、ガス水道が大丈夫なのを確認してから、急いで携帯の簡易充電器を買いに行った。この時インスタント系を買っておけばと後悔。 早めに行ったつもりでも、考える事は同じで、水や食料を買い込む人で溢れる。 その後、バイト先の様子を見に向う。 信号機はとまり、車が渋滞する。それ以外はひび割れとかも見られず、意外と言うほど被害がないのかなと思った。(それは誤りであるが・・・) 途中から雪が降り始め、店に着く頃には真っ白になる。(すぐ溶けたけど) やはり店内は悲惨だった。 開けた瞬間に赤ワインの香りが鼻孔を刺激する。 事務所前を抜け、店舗側に出ると、まず目に飛込むのは、殆ど何も乗ってないガラス台である。 普段はグラスが100個ほど置かれているのだが、それが落ちて割れてしまっている。 DRCのボトルを使って作った装飾も無惨である。 セラーを開けると、棚から落ちたワインの死骸が。 しかし、幸運にも床に同様に転がっていたオーパスワンは何故か無事だった。 ある程度すると、片付けは明日以降にするとの事で解散になる。 その後、部室に向うが、警備員が総員出動してたので、なかなか鍵が借りれなかったが、耐震がしっかりした部室の無事を確認し、そこで合流した友達と家まで帰り、パスタを食って、天井から吊したライトの灯りを頼りに、バンプやエルレを流しながら喋り、意外と電気が無くとも、電池でなんとか出来なくもないなと思い至った。 そして、余震のせいもあり、4時間くらいしか寝られず、今に至る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
オーパスワン無事だったのは僥倖
(March 12, 2011 06:45:18 AM)
|