1973年9月11日
毎年書いているようですが、、、。またやってきました、9月11日。9月11日を語るのならば、まず1973年9月11日を語りましょう。1970年世界で始めて選挙で民主的に選出されたチリのアジェンデ大統領を中心とする社会主義政権。アメリカ合衆国は当初から敵視し、あらゆる手を使って政権の政策実現を妨害。それにもかかわらず支持を拡げたアジェンデ政権に対してとった最終手段。アメリカ合衆国は、ピノチェト将軍を使ってクーデターを起こしてアジェンデ大統領を死に追いやった。それが9月11日。世界で最も憎むべきテロはこの事件です。このテロの真の犯人はアメリカ合衆国。このクーデターで、約3,000人、人権団体の調査によれば約30,000人のチリ人が殺害され、数十万人が強制収容所に送られ、国民の1/10に当たる100万人が国外亡命するという悲惨な事態を生み出した真の犯罪者は、アメリカ合衆国。9月11日のテロを語るのならばまずこのチリの事件を語りましょう。