アートアンティーク
新車の価値はナンバーを取り付けた時点で平均25パーセント下がる、と聞いた 400万円の車が最初の数メートルで300万円になるのだ、突然中古 そりゃそうだ、確かにケータイでもレゴでも何でも買った瞬間に中古 いったい誰が新品と中古を決めるんだ、、、ぶつぶつ そう、絵には新品とか中古とかない、わはは、よいのか悪いのか、、、 新品のときの値段も決まってないから、中古になっても値段が決まらない ただ、将来アンティークとなるか、またはガラクタとなるか、の違いはある 「アンティーク屋」と「蚤の市」みたいな、行き先の違い アンティーク扱いされれば美術館行きの可能性も、まさにエリート、出世コース ドイツにはアンティーク屋と並んで、「毎日蚤の市」みたいなガラクタ屋がある そこにある絵は幅が広い、こりゃ確かに誰もいらんだろ、というものから これってだれかすごい作家のじゃない? まさに掘り出し物!までいろいろ で、行き先の違いを決めるのは? まあいつものこと 結局「作家の名前と経歴」であって「絵の内容」じゃない、ちぇっ まあどちらへ行くにしても、そこで輝き、見る人を楽しませる絵 100年経ってもアンティーク屋にも美術館にも収まらず、ガラクタ屋をうろうろ 何だかんだで買い手が付いて、また手放されて、、、ずっとうろうろ、、、 そんな絵を描くのが私の使命! だな、とか納得、さあ仕事しよう! さて、4月の個展期間内にちょうど「東京アートアンティーク」が開催! 京橋は屈指の骨董品屋(アンティーク屋)の密集地域、画廊の数もすごい ありがたいことにそちらのサイトに私の展示のお知らせが載っています http://www.tokyoartantiques.com/gallery-kanai/ お友達を誘うのも、「中尾さんの個展を見に行きましょう」だと 「え、だれ?有名なの?」とか「油絵はやだ」とか言われる可能性ありだけど 「京橋って面白そうだから行ってみようよ」だとけっこう来れそう、じゃない? ちなみに金井画廊はアンティーク屋でもガラクタ屋でもありません 写真【骨董品】