札幌北大そばノルテ２の「月刊スタッフＷ」

皆様おはようございます、北海道札幌市にあるビジネスホテルに勤務する、スタッフＷ（ダブリュー）と申します。今日もホテルのトピックではなく、与太話です。早速ですが、「ごみ拾い侍」（←ぜひクリックしてみて下さい、格好いいですから）ってご存知ですか？「ごみ拾い侍」とは、札幌のパフォーマンスグループ「一世一代時代組」が行っているエコ活動の取り組みで、毎週２日程度、侍の格好をして剣の代わりに鉄製の火ばさみを持って大通公園やススキノ、狸小路などをゴミを拾って歩くという、実にナイスアイディアで格好いい軍団です。

昔１度狸小路あたりで火ばさみを刀のように腰元に収めて歩くシーンを見た事があって「格好いいなぁ」と印象に残っていたのですが、その「ごみ拾い侍」が油そばバーガー屋さんをオープンさせた、と何かの記事で読み、行ってみることにしたのです。



はい、こちらがその「油そばバーガー」です。「肉」「海鮮」「野菜」それぞれ１ケ￥３５０で、画像は「肉」です。油そばが想像よりもあっさりめでヘルシーな感覚、画像左側のメンマがとっても美味しかったです…って、そんな話をしたい訳じゃないんです。


話したいのは「肉２つ」と注文してから、着物姿のお侍さんが油そばバーガーを作る２～３分のお話です。


壁に貼っていた「スポーツゴミ拾い大会ｉｎ札幌」のチラシを見て、娘の真央(仮名)に「これ、出るかい？」と話を振ったら、「あ、ぜひお願いします＾＾」と油そばバーガーを作りながらお侍さんが語りかけてきたんです。

僕も若干興味があったのでお侍さんとお話を続けたんですが、男にとって、それが実に心惹かれる内容だったのです。

本州からなんの足場もない北海道に来た話、ゴミ拾い侍誕生秘話、舞台でのライブパフォーマンスの話などなど…時間にしたらほんの２分～３分程度の事だったと思いますが、その短い時間が実に濃密だったのです。まるで彼らの半生を味わったかのように感じました。

表題の「エレベータートーク」ってご存知ですか？アメリカで起業家の卵が自分を売り込む為に、投資家を狙って同じエレベーターに乗り合わせて、その１～２分で自分やアイディアを売り込み、融資を取り付ける、というものです。

僕はお侍さんと話をした２分～３分でガッチリ心を掴まれましたね＾＾ごみ拾いも出来れば参加したいし、舞台のライブパフォーマンスにも観に行きたくなりました。

翻って自分の話です。自分には１～２分で自分を売り込む「エレベータートーク」が出来るだろうか？売り込む「夢」があるだろうか？そんな事を考えながらハンドルを握り、油そばバーガーを噛みつつ家路へと着きました。

どうでしょう？あなたは出来ますか？ご自分のエレベータートークが。